常磐高等学校(群馬)
練習風景(常磐)
少数精鋭で結束力が強い
■常磐はどんな学校?
群馬県太田市にある群馬常磐高等学校は1914年に常見裁縫伝習所として創立した私立校。46年に常磐高等女学校、51年に常磐高等学校と改称し、77年から男子部を設置した。部活動には生徒全員が参加しており、陸上競技部は一昨年の全国高校女子駅伝で準優勝。バレエ部、柔道部なども強豪として知られている。野球部は07年の秋季群馬大会で準優勝し関東大会に出場。昨秋もベスト8に進出した。
■常磐野球部の紹介
現在、野球部は2年生14名、1年生11名の計25名。小澤 昂平副主将は「少人数だが個々のレベルが高く、チームの結束力が強い」と、話す。また、野球部専用グラウンドがあるため、「フリー打撃とシート守備を同時に行うことができ、効率の良い練習ができている」という。
■常磐を引っ張る選手は?
昨秋は山上 信吾投手、仙波 涼人投手の2人が4試合でわずか3失点と好投。今シーズンは坂下 康太選手らがキーマンとして期待されている。
■秋季大会で得た手応えと課題
「完投能力がある色々なタイプの投手が揃っており、守備陣は選手間の声掛けを大切にして的確なポジションが取れた」と、昨秋を振り返る小澤副主将。しかし、準々決勝の高崎経大付戦は0対1で惜敗。「9回1失点と好投した山上を援護できず、野手陣の力不足を痛感しました。今後はチャンスで一本打てるように打撃面を向上させたい」と、課題を語った。
■この冬の意気込み
このオフシーズンのテーマは「メンタルの強化と体力・技術の向上」を掲げている群馬常磐。小澤副主将は「勝利に対する執着心を強く持って一戦一戦を戦い、まずは勝つこと。そして、群馬県に『常磐旋風』を巻き起こせるよう、トレーニングに取り組んでいきたい」と、意気込みを語った。
「泥んこガッツ野球」がモットー
ここからは、坂下 康太主将(2年)と山上 信吾選手(2年)の二人にお話を伺いました!
Q. 秋季大会で見つけた課題を教えてください。
坂下:打つべき人が打てていないのが課題です。
山上:立ち上がりの悪さです。
Q. この冬は、どんな冬にしていきたいですか?
坂下:体力強化の冬にしたいです。
山上:下半身と上半身の両方を強化していきたい。
Q. 野球をする上でのモットーや、好きな言葉はありますか?
坂下:「泥んこガッツ野球」です。
山上:「練習無くして栄光なし」
Q. では、チームの好きなところや、ここは他のチームに負けない!というところを教えてください。
坂下:まとまりが良いところです。
山上:団結力です。
Q. 最後に、このオフシーズンで「自分はここまで成長するぞ!」という熱い意気込みをお願いします!
坂下:打率5割越え!
山上:夏までに150キロ出したい!
坂下選手、山上選手、ありがとうございました!
[page_break:常磐旋風を巻き起こせ!]練習風景(常磐)
常磐旋風を巻き起こせ!
最後にOBの横川 翔平さんにお話を伺いました!
Q. 新チームが始まってから、どのようなテーマをもってチーム作りをされて来たのでしょうか?
投手陣は防御率1点台、野手陣は得点率4点台です。
Q. 最後に、厳しい冬の練習に励んでいる選手たちにメッセージをお願いします!
ケガをしないこと。そして、常磐旋風を起こすために、やるべきことにしっかり取り組んでほしい!
横川さん、そして常磐高校野球部の皆様ありがとうございました!
今年も大好評!
【冬が僕らを強くする 特設ページ】
各チームのページ下部にあるフォトギャラリーもお見逃しなく!