News

注目の関東6枠目は日大三か?!21世紀枠は多治見にチャンスあり?現地記者が大胆予想!

2017.01.25

注目の関東6枠目は日大三か?!21世紀枠は多治見にチャンスあり?現地記者が大胆予想! | 高校野球ドットコム

東京・関東6枠目なるか?日大三・櫻井 周斗投手

大胆予想!早稲田実業と競った日大三と、県大会初優勝の多治見に選抜出場のチャンスあり?

 今月27日に第89回選抜高等学校野球大会の出場校が発表される。これまで東日本の見所西日本の見所を紹介してきたが、その中から激戦となりそうな地区を徹底分析。現地記者が出場校を大胆予想。まず最初は、東京・関東地区の6枠目について、大島 裕史氏に、さらに各地の公立校の事情には詳しい手束仁氏には、21世紀枠をズバリ予想していただいた。

 大島氏は、関東・東京地区については、「作新学院東海大市原望洋前橋育英健大高崎早稲田実業は、ほぼ当確」とみているが注目の6枠目については、「日大三慶應義塾のどちらかと言われていますが、日大三でしょうか」と語る。その理由は、
「やはり東京大会決勝早稲田実業との死闘が、1つの理由です。櫻井 周斗投手の力投、金成 麗生選手の一発も素晴らしかったですし、彼らの戦いを見て日大三を推したいと思う方は多いと思いますよ」

 もう1つ理由に挙げたのは、早稲田実業の実績だ。「日大三と戦った早稲田実業神宮大会決勝までいったのは大きいと思います」
日大三早稲田実業との決勝戦で6対8で敗れたが、最後まで早稲田実業を追い詰めた。その後、早稲田実業神宮大会決勝まで勝ち進んだのは、日大三にとってプラス材料になるだろう。もちろん、慶應義塾も神奈川県大会で優勝し、関東大会もベスト8と高い実績を残しているだけに、可能性は十分にある。

注目の関東6枠目は日大三か?!21世紀枠は多治見にチャンスあり?現地記者が大胆予想! | 高校野球ドットコム

21世紀枠選出なるか?多治見・河地京太投手

 また、21世紀枠出場校予想を手束氏に聞いた。手束氏の予想は下記の通り。
多治見(岐阜)
高知中村(高知)
高千穂(宮崎)
 この3校を推したのは、実績面だ。「やはり県大会以上の大会を勝ち進んでいる学校が有利だと思います。それぐらい地力があるチームの方が選抜大会でも戦えるので」
 この3校以外で、地方大会まで勝ち進んでいるのは不来方(岩手)、富山東(富山)、石橋(栃木)がいる。北海道の富良野も支部予選を勝ち抜いて全道大会ベスト8まで勝ち進んでいるので、実績面は残り6校と同等とみていいだろう。
 それでも、手束氏が、多治見、高知中村、高千穂を推しているのは、一般枠での出場校のバランスや地方大会の戦いぶりなどを考慮したためだ。その中で特に推していたのが多治見だ。
「岐阜は21世紀枠で一度も出場がないのが大きいですね。多治見は県大会で優勝をしていますし、東海大会では準優勝の至学館と、1対2と接戦をしています。エースの河地 京太君は全国でもそれなりの投球ができる投手だと思いますし、戦い方もしっかりとしていて面白いと思いますよ」
 多治見を強豪校に育てたのが高木裕一監督。教員ではなく、外部招聘という形で監督を任された。高木監督は、東海大相模OBで、現在は土岐市にある職場に勤めながら、高校野球監督も兼ねている。東海地区から選出されれば、豊橋工以来、2年ぶりとなる。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.01

【神奈川】関東大会の切符を得る2校は?向上は10年ぶり、武相は40年ぶりの出場狙う!横浜は6年ぶり、東海大相模は3年ぶりと意外にも遠ざかっていた春決勝へ!

2024.05.01

春季大会で頭角を現した全国スーパー1年生一覧! 慶應をねじ伏せた横浜の本格派右腕、花巻東の4番、明徳義塾の正捕手ら入学1ヶ月の超逸材たち!

2024.05.01

【福島】聖光学院と福島商が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.05.01

【春季埼玉県大会】プロ注目石塚、大会1号!優勝候補筆頭・花咲徳栄が15安打で東農大三に勝利!

2024.05.01

【兵庫】報徳学園、須磨翔風などが順当に夏の第1シード獲得!昨秋ベスト4の長田、滝川二はノーシードに

2024.04.29

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.04.26

今週末に慶應vs.横浜など好カード目白押し!春季神奈川大会準々決勝 「絶対見逃せない注目選手たち」!

2024.04.26

古豪・仙台商が41年ぶりの聖地目指す! 「仙台育英撃破」を見て入部した”黄金世代”が最上級生に【野球部訪問】

2024.04.28

【広島】広陵、崇徳、尾道、山陽などが8強入りし夏のシード獲得、広島商は夏ノーシード<春季県大会>

2024.04.28

【鳥取】鳥取城北が大差でリベンジして春3連覇<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.21

【兵庫】須磨翔風がコールドで8強入り<春季県大会>

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.29

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける