2016年10月23日 清水庵原球場

至学館vs多治見

2016年秋の大会 第69回秋季東海地区高等学校野球大会 2回戦
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前日と変わってロースコアの投手戦を制した至学館、堂々の4強

至学館・井口君

 前日の1回戦、三重県2位の菰野に対して初回に7点を奪うなどして、コールド勝ちして勢いに乗る至学館。2回戦は、岐阜県1位で初の東海大会進出を果たしている多治見である。岐阜県勢は、初日に2校とも敗退してしまっており、多治見が最後の砦でもある。

 先制したのは多治見で2回、4番の佐藤 昂気君が右前打で出ると、バントで進め、死球後二死となって、8番河地君が左前打して二塁走者を帰した。しかし、至学館も3回、先頭の7番木村君が中前打すると、パントが失策を招いて無死一二塁。藤原 大介君が送って一死二三塁としたところで、スクイズは失敗するものの、2番藤原 連太郎君が右中間三塁打して2点を返して逆転した。

 至学館は、前日先発で5イニング投げた左腕・川口君が連投のマウンド。立ち上がりからスイスイと自分のリズムで、独特の身体を沈めていくようにしてサイドからの変則タイプだ。連投の疲れも見せないでどんどんと投げ込んでいく。この日も6回まで投げて、6安打されつつも、1失点のみだった。

 至学館の麻王 義之監督は、「昨日のことは忘れて、今日はロースコアゲームになるよと言うことは選手たちにも言いました。岐阜県1位のチームで県内では負けないで来ているところなので、投手もいいし、そんなには点は取れないだろうとは思っていました。ウチは対応型のチームなので、今日は3点ゲームというつもりでした」と、相手によってフレックスに野球が変えられていくことを強調していた。

 また、川口君と新美君が後半になって、投手と外野で2度入れ替わったことについても、「こういう交代も想定していて、練習試合でも何度もやってきていましたから、普通にできました」と自然にやれる普段通りだったということである。

 この継投が功を奏して、終盤は1点差を守り切っていった。2対1のまま7回を迎えると、至学館のマウンドには左腕の川口君ではなく、背番号1の右腕新美君が登った。多治見は7番からの打順だったが、新美君は力強く投げ込んで3人で退けた。そして、8回も1番の山田君、2番の熊崎君を抑えたところで、レフトに入っていた川口君をもう一度マウンドへ戻して、今度は新美君がレフトに回った。ちょうど多治見は加藤君、佐藤昂君と左打者が続くところである。

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