試合レポート

下伊那農vs下諏訪向陽

2016.09.11

シード向陽を完封で下した下伊那農が県大会へ

下伊那農vs下諏訪向陽 | 高校野球ドットコム

エース・木下歩(下伊那農)

 下伊那農が、シード校下諏訪向陽に6対0で完勝し、2008年春以来の県大会出場を決めた。

 下伊那農は2回裏、1死一、三塁から8番熊谷 蓮が初球を投前にスクイズし先制。3回に5番木下 大生の中前適時打で1点を加え、主導権を握った。さらに下伊那農下諏訪向陽の先発中島 巧貴に疲れが見え始めた6回、1番渡 雅人のレフト線への2点適時打などで3点を加え、リードを広げた。

 下伊那農は、左腕エース木下 歩紀が、力のあるストレートでボール気味の高めを振らせ、1回から奪三振ショー。下諏訪向陽打線から毎回の14三振を奪い、無四球、散発の2安打に抑えて三塁を踏ませない危なげない投球で完封した。

 下伊那農は、1年生から公式戦経験のある木下 歩紀―大生の双子バッテリーを投打の軸に、1番センター渡、3番ショート勝又とセンターラインが中心となって歯車がかみ合ってきた。

(文=小池剛

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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