U-15代表経験者が甲子園組にズラリ!藤平尚真、鈴木昭汰、石原 彪・・・代表経験生かしたプレーに注目!
藤平尚真、鈴木昭汰、石原 彪などU-15代表経験者が今年の甲子園を盛り上げる!
石原 彪選手(京都翔英)
8月7日から始まる第98回高等学校野球選手権大会。
注目なのは、高校入学前にU-15代表経験のある逸材たちだ。2013年に侍ジャパンが発足されてから3年。ちょうど今の3年生たちが一期生となる。今年も、7月29日から開幕した第3回WBSC U-15ベースボールワールドカップでは今年のU-15代表が決勝進出をかけて戦っている。今回の代表も、中学生離れしたパフォーマンスを見せる選手が多く、ますます注目度が上がっているU-15代表。
この夏の甲子園に出場しているU-15代表経験者は以下の通りだ。(成績はこの夏の地方大会の成績)
【高校3年生 15Uアジア・チャレンジマッチ2013出場】
・堀江 航平 投手兼内野手(秀岳館) 5試合 21打数11安打 8打点1盗塁
・鈴木 昭汰 投手(常総学院)3試合 19回 21奪三振 防御率0.00
・藤平尚真 投手(横浜)6試合 22.2回 30奪三振 防御率2.43
・石原彪 捕手(京都翔英)6試合 23打数11安打 1本塁打11打点 打率.478
・藤野佑介 内野手(作新学院)6試合 22打数9安打 11打点 打率.409
・本橋慶人 外野手(関東一)6試合 17打数1安打 打率.059
・大北海斗 内野手(明徳義塾)4試合 13打数6安打 1打点 打率.462
【高校2年生 第2回 IBAF 15Uワールドカップ出場】
・大曽根 伸哉(常総学院) 3試合
・増田珠 外野手(横浜)7試合 25打数11安打 3本塁打8打点 打率.440
・西浦颯大 内野手(明徳義塾) 4試合 16打数6安打 3打点 打率.375
今年の高校3年生たちは、なんとU-15代表経験者が7人!藤平、鈴木、石原はドラフト候補に挙がる逸材で、藤野は高打率を記録。本橋はこの夏、苦しんだが、走攻守三拍子揃った外野手で、関東一の首脳陣の期待も高い選手だ。甲子園で状態を高めていけば楽しみな1人。
また2年生の中では、横浜の増田に注目だ。本塁打も打てて、打率も残せて、俊足で、さらに肩も強い。間違いなく来年のドラフト上位候補に入る逸材だろう。中学時代から大器と騒がれた西浦が、野手としてどこまでスケールアップしているか。成長した姿をぜひ甲子園で魅せたいところ。
3年生は、甲子園には出場していないが、五十幡亮汰(佐野日大)や、宮木 紳道(日大三)などレギュラーとして活躍を見せている。15Uアジア・チャレンジマッチも、第2回ワールドカップも率いた鹿取義隆氏は、U-15経験者が活躍している状況について、「嬉しいですし、老後の楽しみが増えたと思います(笑)。彼らには『真面目に野球を続けていてくれてありがとう!』と伝えたいですね」と語った。多くの選手が甲子園で活躍を果たし、そしてその先にはU-18代表選手に選ばれることを期待したい。