小諸商vs長野
小諸商が難敵を連破し16強入り
第1シードの松本第一を2回戦で破った小諸商業が、選抜21世紀枠候補になった長野長野を延長
13回の末、2対1のサヨナラで破った。
先手を取ったのは長野長野。2回表、1死一、三塁から7番駒村直哉が左前に適時打を放ち1点を先制。小諸商は5回、先頭の6番柳澤共亮が二塁打で出塁すると捕逸で三進し一死後、8番山口大輔が中堅に犠飛を放ち同点とした。
長野長野は6回、二塁打と敵失、野選で無死満塁の勝ち越し機。ここで7番駒村の鋭い当たりは一塁手がライナーでキャッチ。飛び出した一走もアウトになり併殺。続く打者も凡退し、絶好の得点機を逃した。
長野長野・待井、小諸商・高橋の両右腕の投げ合いとなり、9回でも決着せず試合は延長戦に。11回裏には長野長野の遊撃手・原信彦が捕球の際、二走と交錯し救急搬送されるアクシデントもあり、まさに死闘の様相。しかし小諸商は13回、先頭の4番関優太がレスト線への二塁打で出塁すると犠打で一死三塁。ここで6番栁澤がライトへフライを放ち、これでタッチアップの三走が生還。小諸商がサヨナラで熱戦に幕を降ろした。
両チームは昨年夏の準々決勝で対戦したときも小諸商が勝利。しかし新チームになった秋は同じく県大会準々決勝で再び対戦し、その時は長野長野が勝っていた。そしてこの夏、1年生4人がスタメンに名を連ねた小諸商が秋の借りを返した。
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