Column

長崎県瓊浦高等学校(長崎)

2016.06.21


3年生集合写真(長崎県瓊浦高等学校)

毎日腹筋2000回の鍛え上げた体と心でいざ夏へ

 瓊浦高等学校は、長崎県長崎市伊良林にある私立の高等学校。の甲子園には2度出場、の選抜に1度出場しています。現在野球部は、3年生18人、2年生15人、1年生20人、マネージャー5人の計58人。放課後は、17時から21時まで野球部専用のグラウンドを使用し日々練習に励んでいます。瓊浦の名物練習は、43種目の器具を使わないトレーニング、毎日腹筋2000回を行い、心身ともに夏に向けて鍛え上げてきました。

主将・武次永真(長崎県瓊浦高等学校)

 瓊浦を支えてきた主将の武次 永真選手はチームのウリについて、「失策が少ない、短打で次に繋ぐことが出来る、粘りの野球」の3つを挙げ、また「瓊浦は公式戦延長になった時に、全ての試合で勝ってきたこと」と瓊浦の粘り強さをアピールしてくれました。チームのキーマンについて伺うと、3年生では栗原 岳選手、小橋 駿大選手、2年生からは高峰 竜輝選手、鷹見 築選手の4人を紹介してくれました。栗原選手は常にリードオフマンとしてヒットを打ってくれる打者、小橋選手は投手の特徴を最大限に活かしてくれるリード、鷹見選手は球威のあるボールで打者を打ち取る、高峰選手は長打力が魅力であると期待を寄せながら紹介してくれました。

 の大会を、「劣勢になったときに、周りに声を掛け、流れを引き寄せることができるようになることが今後の課題です」と悔しそうに振り返った武次選手。夏に向けて伺うと、「毎試合全力を尽くし、1つずつ勝ち続ける夏にしたい」と力強く決意を固めていました。

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[page_break:全員が束となり、一戦一戦勝利へ]

全員が束となり、一戦一戦勝利へ

髙尾健太(長崎県瓊浦高等学校)

 ここからは瓊浦の3年生投手平湯 雄平選手に加え、外野と内野を務める高尾 健太選手にお話を伺いました!

Q. 夏の大会で、応援する方々に自分のここを見てほしいというのを教えてください。

平湯 雄平(以下「平湯」):全力投球している姿を見てほしいです。
高尾 健太(以下「高尾」):思い切りのいい打撃に注目!

Q.そのバッティングと全力投球を特に発揮したいと思う相手はどこですか?対戦したいと思う高校は?

平湯:長崎海星です。長崎海星の強力打線と対戦して絶対に勝ちたい!
高尾:僕も長崎海星です。今までに2回負けているので、リベンジしたいです!

平湯雄平(長崎県瓊浦高等学校)

Q. 悔いは残したくないですね。高校野球が好きだと実感するのはどんなときですか?

平湯:仲間と一緒に、同じ目標に向かって練習しているときですね。
高尾:試合に勝ち、仲間と喜びを分かち合うときに、高校野球が好きだと改めて実感します。

Q. やっている人にしかわからない感動がありますもんね。それでは最後に、この夏はどんな夏にしたいですか?

平湯:全員が束となり、一戦一戦勝利していきます!
高尾:どんな状況であっても、全力を尽くし悔いが残らないような野球をしたいと思います!

 平湯 雄平選手、高尾 健太選手ありがとうございました!活躍を期待しております!

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[page_break:「克己心」敵は我に在り]

「克己心」敵は我に在り

■部長の森高 康信先生に質問!

Q. 今年のチームは、新チームが始まってから、どんなチームを作り上げてきたでしょうか。また、チームの強みを教えてください。

 エース平湯を中心とした守り勝つ野球を目指してきました。強みは、粘り強く、繋ぐ攻撃で得点を積み重ねていくことです。

Q. 夏の大会で守りの野球を見せてください。最後に、夏に燃えるチームへ向けて、森高先生からメッセージをお願いします!

 「克己心」敵は我に在り。弱気な自分に打ち勝とう!

 森高 康信先生、そして瓊浦高校野球部の皆様ありがとうございました!活躍を楽しみにしております!


今年も大好評!
【僕らの熱い夏2016 特設ページ】
各チームのページ下部にあるフォトギャラリーもお見逃しなく!

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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