香川県立坂出商業高等学校(香川)
集合写真(香川県立坂出商業高等学校)
今までやってきたことを全て出し切る
香川県立坂出商業高等学校は、香川県坂出市青葉町にある学校。野球部は1931〜2014年にかけて甲子園出場経験が15回、そのうちの1955年には準優勝を果たしています。OBには古池 拓一(元大阪近鉄バファローズ)を始めとする、プロ野球界やスポーツ業界で活躍した選手たちが多く輩出されています。
現在の野球部は3年生13人、2年生12人、1年生15人の計40人で活動しています。「チームワーク・常に全力・メンタル面の強さ」の3がチームのウリ。冬場の走り込みがこのメンタル面や体力面を高めているのだと、主将を務める山下 大地選手は言います。
春の大会直前に、エースである大塚 淳平選手が怪我をしてしまい、チーム全体が大塚選手の分までやってやろうという気持ちで、よりチームワークが高まったという坂出商。しかし春の大会では、「一球が足りず、走攻守すべての面で自分たちの力を出せませんでした。自分たちの力をいかにして出すか、これが春以降の課題になったことです」と山下主将は振り返ります。
大塚選手はチームのキーマンでもあり、エースとしてチームを引っ張っていきます。「キレのあるストレートと変化球でテンポの良いピッチングがウリ」だと、山下主将。それに加え今年の夏は宮本 恭輔選手にも活躍が期待できるとのこと。「ムードメーカーで、ここ一番で必ず何かやってくれる選手です」と山下主将も期待を寄せていました。
夏の大会へ向けての意気込みを伺うと、「今までやってきたことを全て出し切り、どこよりも長い夏にしたい!」と力強く語りました。
監督を絶対に甲子園に連れて行く
香川県立坂出商業高等学校
ここからは坂出商の副主将のお2人、高橋 賢也選手と、大塚 淳平選手にお話を伺いました!
Q. 夏の大会での自分の見どころを教えてください!
高橋 賢也(以下「高橋」):常に全力プレーなところや、全力疾走していることろです。あと笑顔!
大塚 淳平(以下「大塚」):躍動感のあるピッチングで、闘志を前面に出してプレーするところに注目してほしいです。
Q.たくさんアピールしてください!闘志が一番燃える対戦相手はどこですか?
高橋:高松商です。選抜で準優勝しているチームが同県にいて、自分たちがどこまでできるか挑戦したいし、絶対に勝ちたいから。
大塚:僕は小豆島です。自分たちの力を出し切って勝ちたい!
Q. その闘志を糧に頑張ってください!ところで、お2人が思う高校野球の魅力を教えてください。
高橋:自分自身がプレーしていても、見ていても面白いところ。一生懸命全力でやっているからこそ感動することや、すごいプレーができるところが、高校野球の好きなところです。
大塚:プロ野球と違って、負けたら終わりの勝負なところや、たった2年半だけど、人間として成長できるところが高校野球の醍醐味ですね。
Q. 確かに、高校野球ならではですよね。それでは最後に、夏に向けて、こういう夏にしたい!というのを教えてください!
高橋:目前の一球だけに集中して、自分を信じて必ず打って、監督を絶対に甲子園に連れて行きます。
大塚:少しでも長い夏にしたい。
高橋 賢也選手、大塚 淳平選手ありがとうございました!活躍を期待しております!
決して諦めるな
■宮武 正義監督に質問!
香川県立坂出商業高等学校
Q. 夏に向けてどんなチームを目指していますか?
「心の力」で勝つチームを目指しています。まだ現時点では満足できる状態にはなっていませんが、夏の大会までに最低限納得できるレベルまでには持って行き、戦いに挑みます。技術で負けても「心の力」や「体力」では負けません。
Q. 心の力は最強の武器ですね。最後に、夏に燃えるチームへ向けて、宮武監督からメッセージをお願いします!
決して、決して、決して諦めるな。目の前の一球に勝つことから全ては始まる!
宮武 正義監督、そして坂出商高校野球部の皆様ありがとうございました!活躍を楽しみにしております!
今年も大好評!
【僕らの熱い夏2016 特設ページ】
各チームのページ下部にあるフォトギャラリーもお見逃しなく!