試合レポート

横浜vs秀英

2016.03.29

横浜高校、長打と機動力を絡め17得点で快勝!

横浜vs秀英 | 高校野球ドットコム

6番・藤平尚真(横浜)

 春季神奈川県大会横浜地区予選Dブロックの試合が行われた[stadium]横浜高校長浜グラウンド[/stadium]。第一試合は横浜高校と秀英高校の対戦。初回から優位に試合を運んだ横浜高校は相手を圧倒するゲーム展開を見せ快勝した。

 横浜の先発は11番の臼井。プロ注目の右腕、藤平 尚真はライトの守備についた。初回、秀英の3番松本,4番吉濱に連続ヒットを浴びピンチを招く。続く5番の羽澤にも鋭い当たりを打たれるも、センター石川 達也の好守で無得点に抑える。初回こそピンチを招いた臼井。その後はピンチらしいピンチを作らせず、星、奥原の3投手のの完封リレーで秀英打線を抑えた。

 一方横浜高校は初回に4番の公家 響、6番藤平 尚真らのタイムリーヒットと好守備を見せた3番石川 達也のスリーランホームランで11点をとり試合の主導権を握った。

 

 続く2回、先頭が四球で出塁するとこの日4打点目となる石川 達也のタイムリーツーベースを含め3点を追加した。その後も1番から9番までそつのない攻撃で手を休めることなく攻め、終わってみれば17点の大量得点で快勝した。

 勝利を収めた横浜の打撃はやはり素晴らしいものがあり、出塁するとすかさず盗塁、チャンスでタイムリーヒットが出るなど効率的に得点を重ねていった印象がある。そして何よりスイングスピードの速さが圧巻だった。

 敗れはしたものの秀英も3番の松本が2安打放つなど中軸に厚みがある。また、横浜高校の投手をよく捉えることができていたので夏の大会ではバッティングに期待できる。

 この試合はやはり横浜の強さが際立った試合となった。相手を圧倒する打撃力は全国でも通用するレベルで、今後の県大会で大いに活躍が期待される。

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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