Column

県立門前高等学校(石川)

2016.01.20

 輪島塗の素地や住宅建材として重宝される能登本档(アテ)の発祥地、門前町。その町にあるのが県立門前高等学校です。
1948年に前身の石川県立輪島高等学校門前分校が誕生し、その14年後の1962年に門前高等学校となりました。当校は地元の門前中学校と連携し、授業や行事等で様々な活動を通じて交流をし、連携型中高一貫教育を行っています。また、海辺に近いことから、6月には海岸清掃遠足を実施し、地域活動にも積極的です。
部活動も盛んで女子ソフトボール部が全国の強豪校として名を轟かせており、好成績を収め大活躍。負けじと野球部も、活躍を見せています!
夏の大会では、初戦を突破できなかったことをバネに、秋の大会では、ベスト8に進出しました。この大会で強豪校に勝つことで自信をつけ、さらなる飛躍が期待される門前高校野球部の冬の練習を伺ってみましょう。

チーム基本情報を紹介!

門前高等学校の木澤 元紀君(2年・主将)にお話を伺いました!

Q. 部員は何人いますか?

 1年生4人、2年生8人の合計12人です!

Q. 練習のグラウンド環境を教えてください。

 学校から約1キロ離れている野球場で練習を行っています!

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[page_break:今年のチームについて]

今年のチームについて

集合写真(門前高等学校)

Q. 今年のチームのウリ(セールスポイント)を3つ教えてください。

 明るく元気・チャンスでの集中力・諦めない粘り強さの3つです!

Q. 諦めない粘りのある野球!素晴らしいですね。
では、このオフシーズンでのチームの目標はなんですか?

 身体を大きくし、パワーアップを図ること。また、メンタル面のさらなる強化です!

Q. どちらも欠かせませんね。では、オフシーズンの練習で、『自分たちのチームならでは!』の名物練習や、これは本当にキツイというメニューがあれば教えてください!

 変則インターバルトレーニングです!

Q. 変則なインターバルは、なかなかキツそうですね!
では、今春と夏の大会の目標を教えてください。

 ベスト8以上です!

秋の大会を振り返って

Q. 秋の大会はチームにとって、どんな大会でしたか?

 強豪校とも互角に戦えるという自信がついた大会でした!

Q. 自信は結果にもつながりますから良い大会だったことが伺えますね。秋の大会では、最終回に、ダメ押しの得点や逆転となるシーンが印象的でしたが、最後まで集中を持続させる秘訣を教えて下さい!

 声を切らさないことや、仲間を信じる強い気持ちだと思います。

Q. まさに、チームプレーを感じますね!では大会を踏まえて、取り組みたい練習メニューがあれば教えてください。

 下半身強化に重点を置いてトレーニングに励みたいです!

Q. では、この秋活躍した仲間を教えてください!

 松下 翔吾です!チャンスメイクをする活躍を見せてくれました。

Q. チャンスのきっかけとなる活躍はチームに勢いをもたらしますね!では、来春のキーマンとなってくれるであろう選手を教えてください。

 長谷川 拓哉です!初戦と変わらないピッチングをしてくれることを期待しています!

Q. 春の長谷川君に注目ですね!2年生にとっては最後のオフシーズン。1年生にとっては初めてのオフシーズン。春、夏に向けて、どんな冬にしたいか、意気込みをお願いします!

 春、2年生にとって最後の大会となる夏に必ず結果を出せるように、充実したオフトレにしたいです!

 ありがとうございました!

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[page_break:指導者が語る!このチームの強み]

 ここからは、長谷川 拓哉君(2年・投手)にお話を聞いていきます!

Q. 高校野球が好きな理由は何ですか?

 小さい頃から大好きで、高校野球は多くの感動があるところが好きです!

Q. 小さいころから大好きだったんですね!では、この冬はどんな冬にしていきたいですか?

 今年の春と夏に一つでも多く勝てるように、どんな時も勇往邁進し、自分をいじめ抜きたいです!

Q. いじめ抜くとは大きく成長しそうな予感がしますね!野球をする上でモットーにしている、好きな言葉はなんですか?

 「向上心」です!

Q. それでは最後に『自分はここまで成長するぞ!』という熱い宣言と夏までの目標をお願いします。

 夏までに、得点を与えない工夫をしながらピッチングができるようになり、自分の目標である中京大中京高校の上野投手のように良いコントロール、切れのあるボールを投げれるように成長したいです!
また、打者としてもチャンスで必ず一本出せる選手になります!

 成長する気持ちが伝わってきました!頑張ってください!ありがとうございました!

指導者が語る!このチームの強み

白木 正文監督に質問!

Q. 今年のチームは、新チームが始まってから、どんなテーマを持ってチームを作り上げてきましたでしょうか。

「普通にできることを100%確実に行う」
「キャッチボールの徹底」
「最大発声・全力疾走」の3つをテーマにチームを作っています。

Q. どれも基本的なことですが、大切なことですね。では最後に、厳しい冬のトレーニングを送る選手たちへ一言をお願いします。

 自分に厳しく、妥協することなく厳しいトレーニングにチャレンジしてください!

 基礎に重きを置き、仲間を信じ、ぐんぐん成長していく門前高校野球部さんの今後の活躍が楽しみです!ありがとうございました!

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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