Column

勉強のモチベーションを上げるには?

2015.11.20

 高校1、2年生の球児たちは、秋季大会も終わり、これからは本格的にオフシーズンのトレーニング時期に突入となります。オフの時期こそ、勉強も部活もきちんと両立した選手になりたい!と考えている選手も多いのではないでしょうか?また、引退した3年生の中は今、次なる進路を見据えて、教科書や参考書と向かい合っている方も多いはず。
今回は、そんな勉強も頑張る1年生から3年生のみなさんに、球児の野球キャリアに直結する、受験に関する記事を公開していきます!

 内容は、ベネッセ受験サポートNEWSとのコラボレーションとして、様々な受験記事を球児向けの目線から紹介していきます。
勉強なんて嫌いだ!という方も、受験勉強モードになった方も、記事を読んで今後の野球キャリアのモチベーションアップにつながればと思います!

 第1回は、イマイチ勉強のモチベーションが上がらない方へ向けた記事です。

目標設定を低く

手が届きそうな目標を設定しよう

 飽きてしまう原因の1つに、目標設定が高すぎることが挙げられます。
受験にゴールは必要ですが、「志望大でB判定を出す」「センター試験で8割の得点力をつける」などあまりに目標が大きいと先が見えないためやる気がそがれてしまうのです。

 まずは、その時に手が届きそうな目標を設定しましょう。
「仮定法は今週までに完璧にする」、「歴代天皇だけはこの3日間で覚えきる」など、ゴールテープめがけて突っ走ることができそうな目標設定がオススメです。

 野球においても言えることですね。みなさんの目標は、もちろん「甲子園」だったと思いますが、日々の練習では、「素振りを○○回する」というように、短期的な目標を立てていたと思います。同じことを勉強にも生かすことで、モチベーション管理を図りましょう!

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[page_break:努力の成果を記録する / 種類の違う勉強を交互に]

努力の成果を記録する

野球ノートのように「見える化」すると実感がわく

 努力は目に見えないものなので、やった以上に実感がわかないもの。
そこで、どんな小さいことでも良いので、1日の成果を書き出しましょう。
繰り返し取り組んだ証を「見える化」することで、今日はこれだけやったんだ!と次につながる自信がわいてきます。

 長丁場になる受験勉強では、小さなことでも確実に積み上げていることを自覚することが大事。成果を記録することは、自分の勉強を見直す機会にもなります。

 みなさんの中にも、野球ノートをつけている球児が多いのではないでしょうか?勉強においても、野球ノートと同じように、「見える化」を行い、日々を振り返る機会があると、良いかもしれませんね。

種類の違う勉強を交互に

 人間ですから、飽きるのはしかたがないこと。机と参考書と向き合うしかない日々に、飽きない工夫は不可欠です。

 簡単に効果が得られるのが、種類の違う勉強を交互にすること。
「得意科目→苦手科目→得意科目」、「単純暗記→問題演習→単純暗記」というようにサンドイッチ方式でスケジュールを組んでみましょう。

 頭を使う勉強が続いたら、今度は暗記に変えてみるなど、続けられる工夫をすることが大事。アイデア次第で受験勉強は楽しくなることを覚えておきましょう。

 最後に、ご褒美を設定したり息抜きをうまく取り入れることも、受験で勝つための戦略の1つ。
長期戦となる受験においては、途中でパワー切れを起こさないように、自分でモチベーションを上げる工夫をすることが大切なのです。

 こちらも、球児が練習の中で日々行っていたことですね。毎日何時間も同じ練習をしている人はいないと思います。アップから始まり、キャッチボールやノック、打撃練習など様々な種類の練習をするからこそ、身につく力があり、モチベーションの切り替えも行えます。

 いかがでしたでしょうか。このほかにも、受験サポートNEWSでは様々な記事が紹介されています。勉強の息抜きに、目を通してみてはいかがでしょうか?

【記事提供=受験サポートNEWS

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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