Column

初球にストライクを取る

2014.03.16

黒田博樹 世界を制する投球術の正体

第7回 初球にストライクを取る
2014年03月16日

 夢に向かって頑張る高校球児のみなさんに向けて、黒田博樹投手(ニューヨーク・ヤンキース)から、とっておきのメッセージを全18回シリーズで公開していきます。世界を制する投球術について、また、黒田投手の考え方も含め、毎週配信していきます!

初球にストライクを取る

 世界の舞台で活躍する黒田博樹選手が投球術について熱く語ります。今回は初球の重要性について解説します。

今回の動画『初球にストライクを取る』まとめ

・常にバッターより、メンタル的に優位に立っていれば、ストライクゾーンに置きに行くこともなく、腕もしっかり振れるので、初球にどうやってストライクを取るか、を考える。

・初球にストライクを取れば、バッターは次の球を打たなければいけない、というプレッシャーをかけられるので、ボール球に手を出したり、ミスショットが多くなる。
 このようにバッターより、メンタル的に優位に立つために、初球にストライクを取る。

・初球にストライクを取ることが出来れば、コントロールが良くないピッチャーでも、バッターにコントロールが良いと思わせることが出来る。
 大事なのはボール一個分を出し入れするコントロールではなく、フォアボールを出さないコントロールである。

・ど真ん中に置きに行ったり、ストライクを取らなければならないという心境にならないために、スリーボールにしないピッチングを心がける。

・カウントが一つ変わることで、ピッチャーもバッターも、心理状況が変わる。
 その心理の変化を利用して、常に自分が有利に立てるカウントを作ることが大切である。

次回予告

次回は…「コントロールが良い=フォアボールを出さない」
黒田選手が「コントロールが良い」という概念についてじっくり語ります。

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動画本編はパソコン、スマートフォンからご覧ください。

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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