第638回 田中幹也(東海大菅生)「美技の数々は積極的な姿勢と計算尽くされたポジショニングによって生まれた」2018年01月08日

印刷する この記事をYahoo!ブックマークに追加 このエントリーをはてなブックマークに追加   

【目次】
[1]田中の守備を築いた中学時代の練習と東海大菅生の先輩から学んだこと
[2]田中選手が甲子園の守備を振り返る
[2]現在の課題は打撃面 打てるショートになって再び全国を目指す

田中選手が甲子園の守備を振り返る



遊撃・田中幹也(東海大菅生)

 そしてこの夏、自身初の甲子園出場。守備についての考え、甲子園での守備について一問一答形式で振り返っていこう。

――田中選手はバウンドの合わせ方がうまいと感じるのですが、そこはどう意識していますか?

田中:コンマ何秒の世界なので、打った瞬間、すぐに動くことを意識しています。グラブもすぐに出せるようにしていますね。また軽めのグラブにして使いやすくすることを意識しています。

――田中選手の守備で特徴的なのは、カバーリング、バックアップの速さが印象に残ります。

田中:そうですね。守備は自分が飛んだ打球をアウトにすればいいという話ではありません。実際にはじいた打球が自分のところに飛ぶ場合もありますし、すべての打球に対して、合わせることを意識しています。

――そうなるとポジショニングは大事にしていますか?

田中:大事にしています。甲子園期間中は相手校のデータを取ってくれる人がいたので、その人のデータを参考にしていました。もし事前にデータがなくても、打席に立った打者の傾向(引っ張り傾向なのか、流し傾向なのか)を見極め、さらに打った時の出し方、角度で瞬時に打球を飛ぶ方向を判断します。また捕手のサインを読みながら、こういう配球だから、自分のところへ打球が飛びそうだなと感じることもありますし、さらにその日の打球方向もデータに入れながら守っています。

――甲子園の中でこれがベストプレーだ!といえるプレーは何でしょうか?

田中:甲子園準々決勝の三本松戦の6回表の守備ですね。多田 祐汰選手は初回に左方向へ二塁打を打っていたので、三遊間へ来るのではと予測していました。実際にその打球がきて、奥村 治さんは捕れなかったので、すぐに僕がカバーに入ってアウトにすることができました。そのプレーは大きかったですね。

――甲子園期間中、レフトへ飛んだ打球を田中選手が捕ってしまうプレーもありましたね。あの場面はどうですか?

田中:あの場面は、僕もカバーに入るつもりで追いかけていったのですが、レフトの佐藤 弘教さんが捕りに行けというジェスチャーをしていたので、捕りに行く結果になったんですよね。でも自分で捕りに行ける範囲は、声を掛け合いながらなんでも捕りにいくつもりです。

――甲子園を振り返って守備面で自信が持てましたか?

田中:そうですね。だいぶ勇気を出して守ることができるようになったのは大きいと思います。

【次のページ】 現在の課題は打撃面 打てるショートになって再び全国を目指す

この記事についてTwitterでつぶやく この記事についてFacebbokに投稿する

プロフィール

田中 幹也
田中 幹也(たなか みきや)
  • ポジション:遊撃手
  • 身長:166センチ61キロ
  • タイプ:右投げ右打ち
  • ■選手名鑑
    田中 幹也
  • 上記データは掲載時のものとなります。
【関連記事】
第458回 東海大菅生(東京)実戦守備のノックで「心、技術、野球脳」の三拍子を鍛える【野球部訪問】
第132回 どこよりも早いドラフト2018!ミレニアム世代ドラフトガイドブック(東日本編)【ドラフト特集】
第601回 【愛顔つなぐえひめ国体・総括】坊っちゃんでの「愛顔(えがお)」を 四国次世代へ「つなぐ」ために【大会展望・総括コラム】
東海大菅生vs三本松【2017年 第72回国民体育大会 愛顔つなぐえひめ国体2017】
第1回 東海大学菅生高等学校(東京)【第72回国民体育大会 チーム紹介】
第600回 【東京都展望】混戦が予想される今秋!大会序盤で早稲田実業・関東一などの優勝候補同士が激突か?【大会展望・総括コラム】
二松学舎大附vs東海大菅生【東京都 2017年秋の大会 東京都大会 一次予選】
東海大菅生vs青森山田【第99回全国高等学校野球選手権大会】
第560回 東海大菅生の2年生スラッガー・片山昂星に注目!一番のウリは本塁打の飛距離! 【2017年インタビュー】
東海大菅生vs早稲田実業【東京都 2017年夏の大会 第99回選手権西東京大会】
東海大菅生vs日大二【東京都 2017年夏の大会 第99回選手権西東京大会】
第559回 櫻井 周斗(日大三)「苦しみを乗り越えた先に 甲子園出場が待っている」 【2017年インタビュー】
第558回 小玉 佳吾(東海大菅生)「自分が打って、抑えて、東海大菅生の名を轟かせたい」 【2017年インタビュー】
第525回 ドラフト戦線に急浮上!東海大菅生の右腕・小玉佳吾に熱視線! 【2017年インタビュー】
第390回 東海大学菅生高等学校 伊藤壮汰選手「2年連続準優勝の悔しさを乗り越えて」 【2016年インタビュー】
田中 幹也(東海大菅生) 【選手名鑑】
東海大菅生 【高校別データ】
インタビュートップに戻る サイトトップに戻る

インタビュー