第17回 市立船橋サッカー部「サッカーで必要な動き出しのパワーは野球にも生きる」【後編】2016年12月02日

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【目次】(ページ下部のフォトギャラリーもチェック!)
[1]瞬発力を発揮するための2つのポイントとは?
[2]野球でも活用できるサッカーのトレーニング4種
[3]すぐに実践できる野球での瞬発力を養うためのメニュー

 前編では永井 将史コーチに、トレーニングをする前に、トレーニングの取り組みで大事にしてほしい姿勢を語っていただきました。そして卒業後Jリーグに進む杉岡 大暉選手、高 宇洋選手に3年間の取り組みを伺いました。後編では、瞬発力を発揮するためのトレーニングやポイントを解説していただきます。

瞬発力を発揮するための2つのポイントとは?

ストレッチは欠かせない(市立船橋)

 サッカーは競技特性上、切り返しの動作が多い。そのため「疲労で筋肉が短くなりやすく、そうなるとステップなどの動きが崩れやすいことから、ストレッチではしっかり伸ばすようにしています」と永井コーチは教えてくれた。

 野球とは競技特性が異なるサッカーだが、サッカーでは「瞬発力」についてどのように考えているのだろうか。
「サッカーは試合でいつも選手が全力で走っているかというと、決してそうではありません。歩くようなスピードの時もあるし、止まっている時もある。そこから動き出した時にいかに強い力を出すか。この動き出しでのスピードが、サッカーで求められる『瞬発力』になります」

「瞬発力」を発揮するためのポイントは2つあるそうだ。1つは走るフォーム。永井コーチは「1歩目、2歩目の足を地面のどこに着くのかも含めたフォームが大事。トレーニングを通してスピードを出すための「カタチ」を作るようにしています」と説明する。

 そしてもう1つが筋力だ。
「1歩目で力を伝えるには、地面に力を伝えられる、理に叶った「カタチ」が必要ですが、これに加えて、力強く地面を蹴る力、つまり筋力が求められます。ですから瞬発力については、「カタチ作り」と「筋力アップ」の両面のトレーニングを行っています」

 野球でも動き出しのスピードは求められる。イチロー選手の走り方を研究するなど、野球の動きも勉強している永井コーチはこう話す。
「野球の技術的な部分は詳しくわかりませんが、たとえば盗塁する時のスタートの時、あるいはゴロやフライを捕る時、動き出しのスピードが必要になると思います」

 また野球選手の動きについて、次のように感じているという。
「サッカー選手と比べると、動く時の、特に横方向への動き出しの時の姿勢がいいですね。これは競技特性上、回旋の動作があるからだと思います」

【次のページ】 野球でも活用できるサッカーのトレーニング4種

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