第16回 市立船橋サッカー部「理想は自発的に自分のためのトレーニングができる選手になること」【前編】2016年12月01日

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[1]個々の状態に合ったトレーニングを自発的にするのが目標
[2]フィジカルトレーニングは地道にコツコツやるしかない

 サッカーには疎い球児も一度はその名を聞いたことがあるのではないだろうか。市立船橋高校サッカー部――。同校は、硬式野球部も春2回、夏5回甲子園に出場し、1993年夏にはベスト4になるなど強豪として知られるが、「イチフナ」のサッカー部は、全国高校選手権を5度制覇するなど、獲得タイトル数は全国一。Jリーガーの輩出数もNo.1を誇る。

 その「イチフナ」サッカー部の練習におじゃまして、サッカーで重要な「瞬発力」をふだんどのように鍛えているか教えていただくとともに、野球でも活用できるメニューを紹介していただきました。

個々の状態に合ったトレーニングを自発的にするのが目標

永井 将史コーチ(市立船橋)

 市立船橋高サッカー部の朝岡 隆蔵監督は今年で監督就任6年目。これまで全国高校総体で2度、全国高校選手権では1度、優勝に導いている朝岡監督は、市立船橋高サッカー部が全国高校選手権で初優勝を果たした時(1994年)のメンバーでもある。その朝岡監督から「トレーニングについてはこの人に聞いてください」と紹介されたのが、2010年よりフィジカルコーチとして指導している永井 将史コーチだった。国際武道大から同大の大学院に進んだ永井コーチは、日本体育協会公認アスレティックトレーナーの資格を持つ。現在、外部コーチの立場で、市立船橋高サッカー部を週4回程度指導している。

 市立船橋高サッカー部の練習風景を見ていると、名門校の選手らしい意識の高さが、アップの段階から感じられる。しかし、永井コーチによると「まだまだ」だという。

「確かに私が指導するようになった当初と比べると、だいぶ“やらされている感”はなくなってきた気はします。ですが、全ての選手(現在の部員数は79人)がトレーニングメニューの目的やポイントを理解しているか、というとそうではありません。全ての選手が私から与えられたメニューを“こなす”のではなく、“今日は試合の何日前で、状態はこうだから、自分のメニューはこうします”となるのが理想で、フィジカルコーチとしてそこまで持っていきたい、と思っています」

 そして永井コーチはこう続ける。
「やはりAチームの選手はトレーニングに対する姿勢が違います。その意味をわかっているからでしょう。1つ1つの動きを正しく丁寧にやりますね。選手として“知的”なんだと思います」

 

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