大阪桐蔭vs履正社、3度目の対決を制するのは?準決勝の見所を紹介!
全国最注目のカードが実現!
29日、大阪大会は準決勝を迎えた。大阪桐蔭対履正社と全国最注目のカードが実現。準決勝2試合の見所を紹介していきたい。
大冠vs上宮
ここまで強打を見せている大冠。上宮の138キロ左腕の巻大地、右アンダースローの本格派の人見健太を攻略することができるか?一方、巻と人見は自身の力が試される絶好の相手である。上宮打線は着実に、点を積み重ね、試合の主導権を握っていきたい。
大阪桐蔭vs履正社
選抜決勝戦以来の対決。今年のチームにとって三度目の対決になるが、ここまで1勝1敗と五分の成績だ。大阪桐蔭は準々決勝で興国に大苦戦したが、エース・徳山壮磨を温存できたことで、中2日で試合に臨むことができる。これが大きかったといえる投球を期待したい。打線は1番藤原恭大、2番福井章吾が機能すると、一気に打線がつながるだけに、2人が回るときのイニングに注目していただきたい。
履正社は準々決勝で大体大浪商の好左腕・宮本大勢を攻略しているように、破壊力抜群の打撃は全国トップクラス。主砲・安田尚憲は打率.733と絶好調。絶好調なのは打つ形が非常によく、打ち損じが少ない。大阪桐蔭投手陣にとってはかなり厄介な相手であり、四球で歩かせることが予想される。4番若林将平の打撃が履正社のカギを握っている。投手陣では選抜決勝戦で大阪桐蔭打線に打ち込まれたエース・竹田祐が春から成長した投球を見せることができるか。
試合は試合序盤から最後まで激しい戦いが期待できそうだ。
(文・構成:河嶋 宗一)