第461回 【準々決勝展望】ついに準々決勝!激戦が予想される4試合の見所を徹底解説!2017年03月29日

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根尾昂(大阪桐蔭)

 3月19日に開幕した第89回選抜高校野球大会もついに準々決勝を迎えた。本日行われる準々決勝の見どころを紹介していきたい。前回に引き続き高校野球レポーター・芹 玲那さんから4試合の見どころについてもコメントをいただいております!

履正社(大阪)vs盛岡大付(岩手)

 履正社はここまで2試合、辛勝。まだ投打ともにピークに達していない状態だ。

 この試合のカギを握るのは3番安田 尚憲、4番若林 将平だ。2人が主軸にふさわしい活躍を見せた時、一気に打線は活気づくだろう。そしてエース竹田 祐市立呉戦で見せたコーナーワークを意識したピッチングを発揮し、強力な盛岡大附打線を抑えて、最少失点に抑えていきたい。

 対する盛岡大附は、打線の状態がかなり仕上がっており、上位、下位ともに切れ目がなく、どこからでも長打が打てる怖い打線となっている。さらに代打起用、代走起用も当たっており、勝負所の選手起用にも注目だ。

 投手は、前年の選抜覇者・智辯学園で1失点完投勝利を挙げ、大きく自信をつけた三浦 瑞樹、そして最速145キロ右腕・平松 竜也もスタンバイ。万全の状態で、履正社打線に立ち向かう。

高校野球レポーター・芹 玲那さんの見どころ!
まず注目したいのが、竹田 祐投手のピッチングです!
一回戦で強打の日大三打線から10奪三振。
二回戦(vs市呉)では2安打完封!
自己最速となる145キロを記録した昨秋の明治神宮大会決勝で感じたエースの貫禄。
このセンバツでさらに凄みが増しています!
マウンド上での立ち振る舞いにも是非注目して頂きたいです。
そして、打線も安田選手や若林選手を筆頭に強い選手ばかり。
球場で観戦していると、履正社はチームとして球場の雰囲気を変える力を持っているなと感じます。盛岡大附は、二回戦(vs智辯学園)で昨夏も甲子園を経験している背番号10・三浦選手が4安打1失点と好投!
さらにはエースナンバーを背負う平松投手もいます。
打線は選手たちのフルスイングがとても印象的!
ベンチの雰囲気も良く、盛岡大附の試合を観るのが楽しみになっています。
礼が深かったりと、高校球児として姿にも惹かれるチームです。
そんなところにも注目して見て頂きたい試合です!

報徳学園(兵庫)vs福岡大大濠(福岡)

 報徳学園はエース・西垣 雅矢の投球がカギ。今大会、16回を投げて無失点の快投を見せており、この試合でも、少ない失点が期待できるだろう。また西垣をリードする篠原 翔太も1.8秒台の強肩、西垣の持ち味を引き出す好リードが光る。打撃は1番小園 海斗、2番永山 裕真の俊足コンビ、3番片岡 心、4番篠原と4人がキーマン。機動力を絡めて、先制攻撃を仕掛けていきたい。

 福岡大大濠は、エース三浦 銀二が1人でここまで投げ抜いてきた。常に100の力を出すのではなく、普段は7割~8割。ここぞというときに、140キロ中盤の速球で相手打者をねじ伏せる投球。力の入れどころ、抜きどころがわかっている投手である。疲労はかなりのものだが、三浦らしい投球を見せれば、少ない失点が期待できる投手である。リードする古賀 悠斗も、三浦の持ち味を引き出す好リードが光っており、自慢の強肩で俊足揃いの報徳学園野手陣にプレッシャーをかけていきたい。

高校野球レポーター・芹 玲那さんの見どころ!
今大会限りで勇退される永田監督に“笑顔を“と奮闘する「全員野球」の報徳学園
エース・三浦 銀二選手の力投、投手を援護しようと奮起する野手陣の姿にチームの纏まりを感じる福岡大大濠。
“チーム力”はどちらも出場校の中でトップレベルだと感じます!
報徳学園のエース・西垣 雅矢選手はここまで16イニング連続無失点と、甲子園でどんどん成長しているのではないでしょうか。
西垣・篠原バッテリーが福岡大大濠打線に対してどんなピッチングをするのか注目です!
打線も勢いがありますが、もう一つ注目して頂きたいポイントが岡本蒼主将。
スタメンではなかった前橋育英戦では、ベンチ前で選手たちに声をかけ、背中を叩いて力強くグラウンドへ送り出していたりと、チーム全体を見ている頼もしい主将です!
福岡大大濠は、三浦投手がここまでの三試合で475球。
疲労が心配ですが、昨日の再試合(vs滋賀学園)でも9回に140キロを越える気迫のピッチング!
「マウンドを誰にも譲りたくない」という正にエースタイプな三浦投手の投球からは目が離せません。
福岡大大濠はアルプスの応援もすごいので、こちらも観戦の大きな楽しみですね!

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報徳学園 【高校別データ】
盛岡大附 【高校別データ】
履正社 【高校別データ】

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河嶋宗一
副編集長 河嶋 宗一
  • 出身地:千葉県
  • ■ 現場第一主義。球児に届けたい情報とあれば日本だけでなく海外まで飛び回る。
  • ■ 副編集長、またドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
  • ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
  • ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。
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