第19回 【記録トリビア 球速編】甲子園最速の男たち2015年08月19日

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【目次】
[1]甲子園最速 155キロの世界
[2]154キロの世界 伝説になった2009年

 甲子園を沸かせてきた数々の名投手。そんな投手を見る上で、重要な指標となるのが球速である。今回は、過去に甲子園を球速で沸かせてきた投手を紹介していきたい。

【1位 155キロ】 
佐藤 由規 (仙台育英):2007年夏
安樂 智大 (済美):2013年夏

【2位 154キロ】 
寺原 隼人 (日南学園):2001年夏
菊池 雄星 (花巻東):2009年夏
今宮 健太 (明豊):2009年夏

【3位 153キロ】 
北方 悠誠 (唐津商):2011年夏
釜田 佳直 (金沢):2011年夏
藤浪 晋太郎 (大阪桐蔭):2012年春

【4位 152キロ】
辻内 崇伸 (大阪桐蔭):2005年夏

甲子園最速 155キロの世界

佐藤 由規(当時:179cm 75kg)

 2007年夏の甲子園智辯学園戦にて155キロを計測した佐藤 由規仙台育英)。現在は東京ヤクルトスワローズに所属しているが、怪我の影響で、2012年以降の1軍登板は無くなっている。

 当時の佐藤は甲子園最速となる155キロを計測した。さらに、プロ入り後も球速を着実に上げていき、2010年の神宮球場での横浜戦で日本人最速161キロを計測している。余談ではあるが、この年、メジャーでは1年目のチャップマンが103.9マイル(約167.3キロ)を計測し、日米において160キロがホットな話題となる年であった。

 甲子園当時に話を戻すと、佐藤がいる仙台育英は残念ながら2回戦敗退となるが、最速155キロのストレートに加え、140キロ台のスライダーも武器とした投球を打ち崩すことは高校生にとっては容易なことではなかったはずだ。現在は怪我のため、その投球を見ることができないが、昨年は二軍の試合で復帰後、155キロを計測している。一軍で再び、日本人最速の投球を見て見たいものである。

高校時代の安樂 智大選手

安樂 智大(当時:188cm 87kg)

 佐藤 由規と共に、歴代トップタイとして155キロを計測したのが、13年夏の甲子園での安樂 智大済美)である。この記録のどこが一番すごいかといえば、当時の安樂はまだ2年生であったということ。2年生ながら、エースとして済美を牽引し、最速155キロを計測した。また、当時の安樂は愛媛大会にて157キロを計測する(試合レポート)など、プロ注目の選手として高校野球界に名を轟かせていた。迎えた高校3年生の昨年は、怪我に苦しみ、甲子園出場とはならなかったものの、東北楽天ゴールデンイーグルスにドラフト1位入団。現在は二軍で調整中ではあるが、今後の活躍が楽しみである。

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