三浦 銀二選手 (福岡大大濠)
短評1
観戦レポートより抜粋(2017年3月22日) 優勝候補の一角、福岡大大濠が下馬評通り強さを発揮して[team]創志学園[/team]を退けた。最大の勝因は先発、三浦銀二(3年)の力投である。この選手のよさを一言で言い表せば投球フォームのよさである。バックスイング→テークバック→腕を前に振っていく→リリース→フォロースルーという流れの中で、欠点らしい欠点が見当たらない。 腕の振りは常に体に密着して行われ、テークバック時に右腕が打者から見えず、それでいて腕の振りが窮屈にならず、腕を前に振っていくときヒジが立ち(ヒジの位置も高い)、下半身はステップする足が軸足の後ろに回り込まず(余計な体のねじりがない)、下半身が誘導して上半身を前に出していく、つまり「下半身→上半身」の流れができている。さらに言えば、早い前肩の開きもないので打者からボールの出所がみえづらい。ここまで3日間、14校を見てきて三浦ほどいいフォームで投げる投手は他に見当たらなかった。 秋の段階でもいい投げ方をする投手だと思っていたが、唯一の不安がストレートのスピード不足だった。140キロ台前半は全然遅くない。しかし、ドラフト候補と言われるなら最低でも140キロ台中盤はいってほしかった。ひと冬越してストレートはどれくらい速さを増したのか興味津々で見ていると、2回には144キロを計測して、3回に2番打者を三振に仕留めたストレートは146キロを計測した。 変化球は大小2つのスライダー、110キロ台中盤のチェンジアップ、100キロ台前半の斜め変化のカーブがあり、前半はスライダー、中盤以降はカーブをカウント球として使い、ストレートとのアンサンブルで緩急を自在に操った。 創志学園の6回表の2点は2死二、三塁の場面で金山昌平(2年)が打ったセンターへの大きい飛球をセンターが目測を誤って二塁打にしたもので、厳密に判定すればエラー。また8回には先頭打者のフライを三塁手が落球したところからピンチを招き、やはり金山の二塁フライで三塁走者がタッチアップして生還したもの。私には無失点と言ってもいい内容の投球だった。
更新日時:2017.03.28
短評2
観戦レポートより抜粋(2017年3月26日) 福岡大大濠の先発、三浦銀二(3年)を今大会ナンバーワンと前で紹介した。それから4日が過ぎたがその評価は依然として変わらない。重ねて言うと、投球フォームに悪いところが見当たらず、ストレートはこの日最速145キロを計測し、変化球はスライダー、カーブしかないがともにキレ味が鋭く、抜群のコントロールを誇っている。
更新日時:2017.03.28
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