西舘 昂汰選手 (筑陽学園-専修大)
筑陽学園で春夏甲子園を経験、オリ宮城に投げ勝った専修大・西舘がドラフト上位指名を待つ
4年前、筑陽学園(福岡)は、初めて春夏連続で甲子園に出場した。そのメンバーの中に、現在、専修大で活躍する西舘 昂汰投手(4年)がいた。190センチ近い長身から投げおろすダイナミックな投球フォームながら、コントロールが身上だった。センバツではベスト8にもチームを導いた右腕が、4年で大きく飛躍してドラフトを迎えようとしている。
やや細身ながらも実戦のスタミナがあるタイプで、コントロールは大学時代でも磨きをかけた。7球団のプロスカウトから注目され、「馬力がある」「素材型」「伸びしろはまだある」「コントロールがいい」と高い評価をする声が挙がり、ドラフト上位指名の可能性を口にするスカウトもいる。
大学では直球のスピードアップにも挑戦し、腕を強く振らなくてもキレのあるスピードボールが投げられるフォームを手にした。高校時代は140キロ前半だったが、いまや152キロ右腕にまで成長。スライダー、カットボールなどの変化球も自由に操れるようになった。
高校時代のある試合が、西舘に大きな自信をつけさせている。筑陽学園2年の秋、翌年のセンバツ出場がかかる九州大会の準々決勝の興南(沖縄)戦で、西舘が先発した。勝てば九州4枠のセンバツ出場へ大きく前進する大一番で、延長13回タイブレークの末に1対0でサヨナラ勝ち。西舘は見事に3安打完封劇をしてみせた。沖縄の強豪で、その大会で実力No.1と言われた興南打線を封じ込んだ。さらに相手の先発は、今や常勝軍団オリックスの左腕として活躍する宮城 大弥投手。その左腕に投げ勝った。大きな自信をつけた西舘は、チームの2019年春夏連続甲子園出場に大きく貢献していくことになる。
更新日時:
2023.10.19
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