都立葛飾野vs東京都市大付
都立葛飾野が自慢の猛打で都大会進出を決める！
4番伊東健司（都立葛飾野）がレフトへ豪快な一発を放つ
「うちは打ち勝つチーム」
都立葛飾野の海洲監督が試合後にそう語ったように、都大会出場が懸かった一戦は、都立葛飾野の打撃力が際立った試合となった。
まず1回、都立葛飾野の4番伊東健司がレフトへ豪快な一発を放ち、2点を先制する。さらに2回、押し出しの四球で1点を追加すると、3回には一死満塁から7番有馬の犠牲フライでさらにもう1点を追加する。その後も、都立葛飾野は攻撃の手を緩める事なく着実に追加点を重ねて、5回までに8対1と大差をつけた。
東京都市大付は、2回に満塁のチャンスから押し出しの四球で1点を返すものの、後続が打ち取られチャンスを活かすことが出来なかった。先発の桑原も、都立葛飾野打線の勢いを最後まで止めることが出来ずに8失点。
試合はこのまま8対1で都立葛飾野が東京都市大付を7回コールドで破り、都大会への進出を決めた。
試合後、海洲監督は、「打ち勝てるかどうかがポイントになる。春、夏を見据えて一戦一戦しっかり戦いたい」と都大会に向けた抱負を語った。
また、先制の本塁打を放った4番の伊東は「打ったのはカーブ。打った感覚は無く、真芯で捉えることが出来た」と笑顔で話した。都大会への意気込みを聞かれると、「足下をすくわれないように、謙虚に一試合一試合を戦いたい。昨年の秋は、関東第一に負けたので機会があれば対戦したい」と語った。
旧チームには、茨木亮丸、ブライト健太という投打の柱がいた。4番の伊東が「ブライトさんを超えたい」と熱く話せば、1失点の好投を見せたエースの有馬も「茨木さんを超えるような投手になりたい」と力強く語った。
（文＝編集部）
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