試合レポート

秀英vs横浜緑園

2017.07.15

8回に一挙13得点の秀英が快勝で3回戦へ!

 [stadium]サーティーフォー相模原球場[/stadium]の第2試合は秀英横浜緑園の一戦。

 先手を取ったのは秀英。2回表、無死一塁から横浜緑園の守備が乱れる間に1点を先制すると、続く3回表には4番松本航大(3年)に適時打が飛び出し、3回を終わって2対0と秀英がリードする。

 追う横浜緑園は4回に無死一、二塁のチャンスを作るも、秀英のエース鈴木愛斗(3年)の前に本塁が遠い。秀英は5回にも1点を追加し、3点差のまま試合は終盤へ。

 迎えた8回、試合は思いがけない展開に。横浜緑園2番手の佐藤湧真(2年)に秀英打線が襲いかかる。一死二、三塁から8番鈴木がタイムリーを放ち自らを助ければ、2番久保田友優(3年)、3番安西慶人(1年)、4番松本は3連続タイムリー。更にエラーや四死球も絡み、この回一挙13得点。16対0と秀英横浜緑園を突き放す。

 一矢報いたい横浜緑園。8回裏、先頭の鈴木陽登(2年)が中越三塁打で出塁すると、続く1番秋葉孝哉(3年)がセンター前へ意地のタイムリー。待望の初得点を奪う。しかし、反撃もここまで。最後は三塁への併殺打に打ち取られゲームセット。秀英が16対1、8回コールドで3回戦進出を決めた。

 勝った秀英はエース鈴木の力投が光った。力のある直球を軸に、横浜緑園打線を1失点に封じた。敗れた横浜緑園だが、先発で登板した大竹翔(2年)が熱中症と思われる症状でベンチに下がるなど、苦しい戦いになってしまった。7回までは僅差の試合だっただけに悔いが残る。くしくも今日登板した2人はいずれも2年生。この悔しさをバネに、来夏のリベンジに期待したい。

(記事=編集部

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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