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8人中7人が1軍スタート。高卒から独立まで期待大の西武の2019年ドラフトの選手たち

2021.01.25

8人中7人が1軍スタート。高卒から独立まで期待大の西武の2019年ドラフトの選手たち | 高校野球ドットコム
高卒2年目の井上広輝(日大三出身)と川野涼多(九州学院出身)

 昨シーズンはリーグ3連覇を逃す結果になった埼玉西武ライオンズ。再び頂点を目指し2月からのキャンプインするにあたって、メンバーの振り分けを発表。今井達也作新学院出身)や森友哉大阪桐蔭出身)らが名を連ねた。その顔ぶれを見ていくと、プロ2年目となる2019年のドラフトで本指名を受けた選手が多く1軍に呼ばれていた。

<2019年ドラフト指名一覧>
1位 宮川哲東海大山形出身):1軍
2位 浜屋将太樟南出身):1軍
3位 松岡洸希桶川西出身):2軍
4位 川野涼多九州学院出身):1軍
5位 柘植世那健大高崎出身):1軍
6位 井上広輝日大三出身):1軍
7位 上間永遠柳ヶ浦出身):1軍
8位 岸潤一郎明徳義塾出身):1軍

 3位指名だった松岡を除けば、全員が1軍キャンプで2021年シーズンをスタートさせる。その中でもルーキーイヤーに1軍デビューを果たしたのは4人。社会人卒の即戦力として期待された宮川、浜屋の両投手。そして柘植の3人に加えて、独立リーグで腕を磨いた岸が1軍の舞台を経験した。その経験を活かして、2年目から活躍することを期待したい。

 一方で、川野と井上の高卒コンビ。そして上間の3人は1軍デビューはなくルーキーイヤーを終えたが、今シーズンは1軍からスタートを切ることとなった。巡ってきたチャンスを活かすことが出来るのか。初日から首脳陣にアピールできるか注目したい。

 高卒から独立リーグ出身選手と様々な選手を獲得した西武の2019年のドラフト。ほとんどが1軍スタートという点においても期待の大きさを感じられる。その期待に応えるような活躍を見せることを楽しみにしたい。

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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