昨季新人王の森下暢仁(大分商)は六大学の歴史上でも和田毅に匹敵するぐらい凄かった!
広島東洋・森下暢仁(大分商出身)
昨年新人王を獲得した森下暢仁(大分商-明治大)。森下は東京六大学の歴史を振り返っても、凄い新人だったということが分かる。
森下は10勝以上、100奪三振以上。さらに投球回を上回る奪三振を達成している投手なのだ。これは東京六大学出身の投手では、2002年にダイエー入りした和田毅(浜田-早大)以来の快挙。
2003年の和田は26試合、14勝5敗、189回を投げて195奪三振、防御率3.38だった。和田は空振りが奪える直球が武器だったが、被本塁打が多いのも欠点で26被本塁打。一方、森下は6被本塁打にとどまっている。
和田の若手時代を知っている野球ファンはとてつもない新人投手だったことを覚えているはず。さらにイケメンで人気も抜群だった。
成績面、能力面、ルックス面でも、和田に匹敵する投手が2020年に現れたことは衝撃的である。ちなみに和田は入団から5年連続で10勝、MLBに移籍するまでの9年間で100奪三振以上は8回成し遂げている。
こういった快投を続けていれば、いずれ森下もメジャーが見えてくるかもしれない。