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戦力外からオリックスに移籍した田城飛翔(八戸学院光星出身)は激しい外野手争いに勝てるか?

2020.12.29

戦力外からオリックスに移籍した田城飛翔(八戸学院光星出身)は激しい外野手争いに勝てるか? | 高校野球ドットコム
田城飛翔

 オリックスバファローズから育成枠として入団した田城飛翔(前福岡ソフトバンク 八戸学院光星出身)。

 支配下登録を目指すには、まず二軍で圧倒的な成績を残す必要があるだろう。

 今年のオリックス、二軍で最多出場していたのが今季で戦力外となった根本 薫霞ヶ浦出身)の77試合。17試合出場の松井佑介(大商大堺出身)も引退が決まった。さらに西浦 颯大明徳義塾出身)は競技復帰を目指して取り組む。

 二軍レギュラーだった根本、一軍でもそれなりに実績があった松井、西浦がいないことを考えると、チャンスは大いにある。

 現状、育成枠の外野手は
佐藤優悟柴田-仙台大)
平野大和日章学園

 さらに今年の新入団は
2位 元 謙太中京
3位 来田 涼斗明石商
育成5位 佐野 如一霞ヶ浦ー仙台大)

 高卒野手の上位選手は1年目からファームで多くの試合出場機会を積む傾向があり、元と来田はよほどの怪我がなく、来春までに順調に仕上げれば、優先的に起用される可能性が高い。チャンスがあるように見えてチャンスはない。球団は変わっても激しい競争を強いられる田城だが、2019年にファームで最多安打を記録しているだけに実力は高い。

 春季キャンプから猛アピールをしていきたい。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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