News

期待せずにはいられない!4回3失点するも中日・清水達也(花咲徳栄出身)に期待をするわけ

2020.10.03

期待せずにはいられない!4回3失点するも中日・清水達也(花咲徳栄出身)に期待をするわけ | 高校野球ドットコム
清水達也

 8月にスカパーファームMVP賞を受賞するなど、2軍で安定した成績を残していた中日の清水達也花咲徳栄出身)。9月18日の阪神タイガース戦で今シーズン初の1軍登板を果たすと、2日の横浜DeNA戦で先発マウンドに上がった。

 試合を見ていくと初回に失点をするなど4回投げて3失点。ホームランも一本許すなど苦しい投球内容に終わってしまった。ただ詳しく見ていくと、奪った三振は5つで、許したヒットはホームランを含めてわずか2本のみ。与四死球が3つとリズムが作れなかったが、1軍の打者相手にある程度通じることも感じたのではないだろうか。

 以前、甲子園の時の投球フォームと比較をして変化し た点を取り上げてきたが、花咲徳栄時代と変わらないのは角度を付けた力強いボールを今回は伝えていきたい。

 持ち球の1つでもある鋭く変化するフォークをはじめ、落差のある変化球を駆使する清水。そのボールたちも活かせる投球フォームであり、しっかり上から叩けている分、ストレートにも角度があるだけではなく切れもある。これがあるから変化球もより際立ち、清水の活躍を支えているのではないかと考える。

 2日の試合では制球を乱してしまったが、やはり高いポテンシャルはあることを感じることが出来た。次回の登板までに修正し、今度は白星を掴み取ってほしい。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.20

【春季京都府大会】センバツ出場の京都国際が春連覇!あえてベンチ外だった2年生左腕が14奪三振公式戦初完投

2024.05.20

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在31地区が決定、宮城では古川学園、仙台南、岩手では盛岡大附、秋田では秋田商などがシードを獲得

2024.05.21

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在33地区が決定、岩手では花巻東、秋田では横手清陵などがシードを獲得〈5月20日〉

2024.05.20

【秋田】横手清陵と本荘が8強入り、夏のシード獲得<春季大会>

2024.05.21

いまも3人が現役で奮闘中! 200勝達成したダルビッシュの同期生

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.17

「野球部や高校部活動で、”民主主義”を実践するには?」――教育者・工藤勇一さん【『新しい高校野球のかたち』を考えるvol.5】

2024.05.16

【宮城】仙台一、東北、柴田、東陵がコールド発進<春季県大会>

2024.05.19

【東海】中京大中京がコールド勝ちで17年ぶり、菰野は激戦を制して23年ぶりの決勝進出<春季地区大会>

2024.05.18

【秋田】明桜がサヨナラ、鹿角は逆転勝ちで8強進出、夏のシードを獲得<春季大会>

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?