News

早川隆久・糸川亮太ら新成人となった大学生投手に注目!

2019.01.15

早川隆久・糸川亮太ら新成人となった大学生投手に注目! | 高校野球ドットコム
左:糸川亮太(立正大)右:早川隆久(早稲田大)

 前日、1998年生まれの社会人投手を紹介したが、彼らは新成人。新成人で注目したいアマチュア選手がまだまだいる。まずは大学生投手を紹介したい。今回は大学を代表する2連盟である東都・東京六大学から。

 まず早川隆久(木更津総合ー早稲田大)は高校時代に課題だったストレートは非常に伸び、最速150キロを計測。昨年秋は15.2回を投げ、25奪三振を記録。昨年末に行われた代表候補合宿でも好投を見せた。

 明治神宮大会で胴上げ投手となった糸川亮太(川之江ー立正大)は140キロ中盤の速球、キレ味鋭いスライダー、フォークを織り交ぜる投球は実戦的。代表候補合宿で大卒プロを目指すことを打ち明けた糸川。さらにステップアップを目指す1年となる。

 村上 頌樹智辯学園-東洋大)も注目だ。智辯学園時代は選抜優勝投手となり、1年春からリーグ戦登板。一挙プロ入りした上茶谷大河甲斐野央梅津 晃大や肘のけがなどもあり登板機会は限られているが、速球は140キロ後半まで速くなっており、今年は主力投手として活躍が期待される。

 2016年、今井達也(埼玉西武)とともに甲子園優勝を経験した入江大生作新学院-明治大)も注目。夏の甲子園では3試合連続本塁打を記録し、U-18代表でも野手起用がメインだった。それでも大学では投手を志願し、140キロ後半の速球を武器にここまでリーグ戦で12試合に登板している。今年は初勝利を目指したい。

 関根 智輝都立城東-慶應大)の復活にも期待したい。1年春には開幕戦・東大1回戦で初登板・初勝利を収め、大学1年では二季で5勝を挙げた。しかし2年生では春は3試合、秋では登板なしと悔しい結果に終わった。優勝奪回には関根の復活がカギとなる。慶應には151キロ右腕・木澤尚文慶應義塾)、佐藤 宏樹大館鳳鳴)と好投手がそろい、新成人組の投手陣の活躍に期待したい。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.21

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在33地区が決定、岩手では花巻東、秋田では横手清陵などがシードを獲得〈5月20日〉

2024.05.21

【関東】帝京が2発12得点のコールド勝ち、常総学院はセンバツV校に競り勝って4強入り<春季地区大会>

2024.05.21

【春季関東大会】今春センバツVの健大高崎が敗退!Wエース石垣元気・佐藤龍月が登板も反撃及ばず1点差に泣く 常総学院は池田翔吾が3安打2打点の活躍でベスト4進出!

2024.05.21

【東海】中京大中京が20年ぶりに春の東海チャンピオンに輝く<春季地区大会>

2024.05.21

【福島】22日準々決勝、学法石川と東日本国際大昌平が「再戦」<春季県大会>

2024.05.17

「野球部や高校部活動で、”民主主義”を実践するには?」――教育者・工藤勇一さん【『新しい高校野球のかたち』を考えるvol.5】

2024.05.16

【宮城】仙台一、東北、柴田、東陵がコールド発進<春季県大会>

2024.05.19

【東海】中京大中京がコールド勝ちで17年ぶり、菰野は激戦を制して23年ぶりの決勝進出<春季地区大会>

2024.05.18

【秋田】明桜がサヨナラ、鹿角は逆転勝ちで8強進出、夏のシードを獲得<春季大会>

2024.05.18

【岩手】一関二、盛岡誠桜などが初戦を突破<春季大会>

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.29

【岩手】盛岡中央、釜石、水沢が初戦を突破<春季地区予選>