News

近畿大会決勝は大阪桐蔭OBのあの選手も観戦

2018.06.04

 春季近畿地区高校野球大会は決勝が行われました。

近畿大会決勝は大阪桐蔭OBのあの選手も観戦 | 高校野球ドットコム

 大阪桐蔭西谷浩一監督は、いつものように試合後のスタンドの挨拶が終わると、そのまま選手を集めてミーティングをしました。ここでは、「いよいよ夏が始まるぞ」と話したそうです。春季大会が終わり、今週末(9日と10日)は愛知県高校野球連盟、来週末(16日と17日)は香川県高校野球連盟主催の招待試合に出場します。

 さて、決勝には、先日も少し取り上げた4年前の優勝キャプテン・中村誠選手(日本体育大学野球部4年)が後輩たちの戦いを見守っていました。6月3日(土)で教育実習が終わり、今日(5日)に大学に戻るそうです。「教育実習はどうでしたか?」と伺うと、「楽しかったです」と爽やかな笑顔で話してくれました。野球部の寮に泊まっての実習ということもあり、選手たちも身近で色々と学ぶことが多かったそうです。

近畿大会決勝は大阪桐蔭OBのあの選手も観戦 | 高校野球ドットコム
中村誠選手 高校時代(左)日体大(右)

 西谷監督は、「私は加わらなかったですが、ミーティングで選手達に高校の時のこと、大学でのことなどを話してくれました。中村先生にとっても勉強になったと思いますが、野球部にとっても勉強になったと思います」と中村選手の“先生”としての様子を話していました。中川卓也主将も、「中村先生が(大学に)帰られるのは寂しいですね」と名残惜しい気持ちの様子。中川主将が率いる大阪桐蔭の目標はもちろん史上初となる2回目の春夏連覇ですが、中村選手にとっても大きな目標があります。それは秋の明治神宮野球大会連覇。そのためにも「秋、頑張ります」と大学野球ラストシーズンへ向けた決意を話してくれました。

(文:松倉雄太

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.20

【春季京都府大会】センバツ出場の京都国際が春連覇!あえてベンチ外だった2年生左腕が14奪三振公式戦初完投

2024.05.20

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在31地区が決定、宮城では古川学園、仙台南、岩手では盛岡大附、秋田では秋田商などがシードを獲得

2024.05.21

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在33地区が決定、岩手では花巻東、秋田では横手清陵などがシードを獲得〈5月20日〉

2024.05.20

【秋田】横手清陵と本荘が8強入り、夏のシード獲得<春季大会>

2024.05.20

【岩手】花巻東、水沢商、盛岡誠桜、高田が8強入りして夏シードを獲得<春季大会>

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.17

「野球部や高校部活動で、”民主主義”を実践するには?」――教育者・工藤勇一さん【『新しい高校野球のかたち』を考えるvol.5】

2024.05.16

【宮城】仙台一、東北、柴田、東陵がコールド発進<春季県大会>

2024.05.19

【東海】中京大中京がコールド勝ちで17年ぶり、菰野は激戦を制して23年ぶりの決勝進出<春季地区大会>

2024.05.18

【秋田】明桜がサヨナラ、鹿角は逆転勝ちで8強進出、夏のシードを獲得<春季大会>

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?