日大藤沢vs関東学院六浦
投打に圧倒した日大藤沢が関東学院六浦を降す！
[stadium]サーティーフォー相模原球場[/stadium]の第1試合は、第1シード・日大藤沢と関東学院六浦の一戦。シード校の登場に、祝日ということも重なり、多くの観客がスタンドに詰めかけた。
試合は初回から日大藤沢の強力打線が、関東学院六浦に襲いかかる。打者12人、5安打、そして関東学院六浦のエラーも絡み、初回から7得点の猛攻を見せる。2回以降も日大藤沢は攻撃の手を緩めない。2回と3回にも2点ずつを追加し、11対0とする。
なんとか一矢報いたい関東学院六浦だが、日大藤沢先発の木村哲志（3年）から得点を奪えない。初回から毎回ランナーは出すものの、木村の要所を抑える投球の前に、得点を奪うことができない。
この後、5回にも2点を追加した日大藤沢が13対0、5回コールドで関東学院六浦を下した。
日大藤沢は、4回に高倉健太（3年）、5回には松原涼斗（2年）の両左腕が登板、いずれも無失点に抑える投球を見せた。夏を勝ち抜くためには、継投策も重要となるだけに、今日の継投での完封は、ベンチを安心させたのではないだろうか。
敗れた関東学院六浦は、初回の守りの乱れが最後まで響いた。4失策中3失策が初回、しかも全てが得点に絡んでしまった。先発の北条裕太（3年）は大量点を許したものの、四死球を一つも与えず、テンポのいい投球をしただけに、何とも悔やまれる初回だった。
勝った日大藤沢は、18日に保土ヶ谷球場にて鎌倉学園と対戦する。今年の春季大会では日大藤沢が4対2で勝利しているが、その再現となるだろうか。好勝負が期待される一戦だ。
(文：編集部)
