郡山vs関西中央
2009年10月10日 県立橿原球場
郡山vs関西中央
2009年秋の大会 奈良県秋季大会 準決勝
赤熊(郡山)が同点本塁打を放つ
郡山がまたも接戦を制し、決勝進出！
郡山が２－１で 関西中央 を下し、3大会連続の決勝進出を決めた。
試合は、序盤から 関西中央 が郡山のエース・上西をとらえ、好機を演出する。1回は1死・二三塁、2回も１、二塁の好機を作った。すると、3回表、先頭の中満が左翼線への二塁打で出塁すると、犠打で三進、二死から6番・小林が左翼前へ適時打を放ち、1点を先制した。
序盤は完全に 関西中央 ペース。
反撃したい郡山だったが、3回までは自慢の打線が沈黙。劣勢を強いられた。しかし、4回表、それまでとらえられていたエース・上西が復調の兆しを見せる。2三振を含む、3者凡退で流れを作ったのだ。
そして、4回裏、郡山は先頭の1番。赤熊がバッターボックスに立つと、5球目の変化球を一閃。左翼スタンドへ飛び込む同点本塁打となった。
ここからは投手戦となったが、これまでの戦いで接戦を潜り抜けてきた郡山に分があった。エース・上西が低めを丹念に突く投球を見せ、それ以降は 関西中央 打線を無安打。ストレート主体の序盤から、変化球を巧みに使い分けるピッチングを見せたのだ。
7回裏、郡山は1死から、7番・吉田が左翼線への二塁打で出塁すると、2死後、9番・橋本が右翼前へポトリと落とす、適時打を放ち、これが決勝点。上西が最後を三振で締め、終わってみれば被安打６、12奪三振を奪う力投だった。郡山は3大会連続の決勝進出を果たしたと同時に、近畿大会出場を決めた。
（文＝氏原英明）
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| 関西中央 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | ||||||
| 郡山 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | X | 2 |
関西中央 野村 ― 井上 郡山 上西 ― 藤井
本塁打＝赤熊（郡）二塁打＝中満（関）吉田、西田（郡）
