ドラ1候補も!夏の甲子園出場したプロ志望9名の逸材たち!
風間球打(明桜)
9月17日まで124名がプロ志望届を提出しているが、今回は夏の甲子園のみ出場している9名の選手を紹介したい。
滝口 琉偉(日大山形)
風間 球打(明桜)
秋山 正雲(二松学舎大附)
藤 希(日本航空)
エドポロ ケイン(日本航空)
加藤 晴空(東明館)
山崎 琢磨(石見智翠館)
田村 俊介(愛工大名電)
寺嶋 大希(愛工大名電)
風間は夏の甲子園で最速152キロをマーク。秋田大会で最速157キロをマークしており、平均球速140キロ後半の速球とフォークで打者を圧倒するパワーピッチングは魅力的。
大学生と比較してもその圧力あるストレートはNO.1と呼べるものがあり、ドラフト1位候補であることは間違いない。
滝口はリリーフで常時140キロ後半の速球を打者を圧倒する投球が持ち味の豪腕。まだ変化球の精度は低いが、強く腕が振れる身体の使い方をしているので、そのまま評価は上がっていきそうだ。
秋山は西日本短大附戦で完封勝利。速球、変化球の出し入れが群を抜いていた。今年の高校生を代表する左腕として評価を上げた。
エドポロは抜群の強肩とパワフルな打撃で活躍を見せた。藤(かずら)は、智辯学園戦で最速140キロをマークした左の速球派投手だ。
山崎はベスト8に導いた右の好投手。体重移動も上手く、140キロ前半の速球、切れのあるスライダーを投げ分け、ゲームメイクできる好投手だ。
加藤はスローイングタイム1.8秒〜1.9秒台と大会屈指のスローイング能力を発揮した。
田村は甲子園で本塁打を放ち、投打ともに高い才能を秘めた二刀流として注目を浴びている。長年、愛工大名電を率いていた倉野監督も歴代ではトップクラスの選手と評価している。
寺嶋は最速148キロまでレベルアップ。変化球の精度も非常に高く、今年の高校生を代表する投手へ成長した。
全国屈指のサイドハンド・深沢鳳介(専大松戸)もプロ志望を表明した。数少ない実力派のサイドハンドだけに人気になりそうだ。
(記事=河嶋 宗一)