横須賀vs横須賀学院
横須賀学院反撃及ばず、横須賀が勝利を飾る
先発・鈴木(横須賀)
細い雨が降り冷え込んだ気候の中、試合開始のサイレンが横須賀スタジアムに響き渡った。行われたのは春季神奈川県大会の横須賀地区予選、神奈川横須賀対横須賀学院の対戦。
まず先制点を獲ったのは神奈川横須賀。先頭打者の1番相澤が、横須賀学院の先発藤井陽からの死球で出塁し、4番黒田の右中間適時打で先制の1点を得る。
3回裏、神奈川横須賀の先発鈴木が、横須賀学院の8番藤井虎に死球を与え出塁を許すと、その後、横須賀学院は一死一、三塁とチャンスを広げ2番蛭田の内野安打で1点を返し、1対1と試合を振り出しに戻す。
すると4回表、神奈川横須賀の5番原口が右前安打で出塁し、横須賀学院のエラーが絡むなどしてその回2点を取り逆転となる。
6回裏、四球で出塁した横須賀学院の3番小山を5番田島が右適時打で本塁まで送り1点を取り返すが、8回表、横須賀は更に2点を追加し点差を広げる。横須賀学院はその裏に1点を返すが一歩及ばず、5対3で横須賀が勝利を飾った。
一つの安打を上手く繋ぐことのできた神奈川横須賀だったが、安打数は横須賀学院が7本と上回っていたもののの、そのチャンスを活かすことができなかったことが、敗戦という結果につながってしまったのだろう。
神奈川横須賀はまずリーグ戦1勝目となり、更なる勝利へと挑む。
注目記事
・2016年度 春季高校野球大会特集