試合レポート

岩倉vs安田学園

2011.10.10

岩倉vs安田学園 | 高校野球ドットコム

野嵜(安田学園)

安田学園、野嵜の本塁打で先制するも逆転負け

 序盤、安田学園が試合の主導権を握る。3回に2番・土橋がレフト前で出塁すると、続く野嵜がここまで好投してきた岩倉先発・秋月の高めに浮いたボールをレフトスタンドに打ち返し、2点を先制した。

このリードを受け、安田学園先発の安藤はアウトを重ねていく。岩倉打線相手に6回までわずか1安打に抑える。このまま2点のリードで十分かと思われた7回裏、急に安藤が崩れる。
相手の守備妨害もあり、二死1塁としたところで9番・小串にレフトオーバーの二塁打を打たれ、1点を返されてしまう。続く、市川にはライト線を破る三塁打を打たれ、同点に追いつかれた。ここで、2番・酒井にはデッドボールを与えてしまい、1、3塁とする。岩倉打線の反撃はまだ終わらず、3番の竹中には右中間を抜く走者一掃の二塁打を打たれ、勝ち越しを許した。さらに、味方の失策も重なり、この回5点を失った。

安田学園打線は11安打と岩倉の5安打の2倍以上放ったはずであったが3回の野嵜のツーランホームラン以外、追加点を奪うことが出来なかった。チャンスを再三作るが、あと1本が出ずに逆転負けを喫した。

(文=編集部)

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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