News

150キロ超えが目標 世代No.1・前田悠伍が甲子園でのリベンジに燃える

2023.01.27

150キロ超えが目標 世代No.1・前田悠伍が甲子園でのリベンジに燃える | 高校野球ドットコム
前田悠伍(大阪桐蔭)

150キロ超えが目標 世代No.1・前田悠伍が甲子園でのリベンジに燃える | 高校野球ドットコム一覧
出場36校
注目選手リスト
各地区大会の上位進出校
各地区の21世紀枠推薦校
各地区大会の勝ち上がり

150キロ超えが目標 世代No.1・前田悠伍が甲子園でのリベンジに燃える | 高校野球ドットコム関連記事
【最注目】第95回記念センバツの「BIG4」は?

 第95回記念選抜高校野球大会の出場校が27日発表され、昨年秋の明治神宮大会で優勝を飾った大阪桐蔭(大阪)も選出された。チームを代表して、西谷監督とともに主将である前田 悠伍投手(2年)が心境を語った。

 世代No.1の呼び声高い最速148キロ左腕は、今回の選出に「決まったことは嬉しいですが、1試合戦うことが決まっただけなので、自分たちの力を伸ばして、決勝まで勝ち残り、最終的には優勝できるレベルまで伸ばしたい」と一戦必勝の気持ちで挑むことを誓った。

 そのために、前田自身は春先に向けて直球の向上をテーマに掲げている。

 「150キロ以上投げることは目標ですが、1球だけ計測してアベレージが140キロ前半では、球速差が大きいので、どちらも上げられるようにしたいです」

 具体的な取り組みも既に始めている。「センバツくらいまで(体重が)82キロくらいまで増量ができると思います」。身体を強くするために、ウエートトレーニングに着手。加えて「地面の力を使って、下半身から上半身、そして指先と力を伝えれば、球速もキレも自然と伸びると思います」とジャンプ系のトレーニングにも力を注いでいる。

 夏までに「アベレージ140キロ後半」という具体的な目標数字を掲げたが、直球の向上は球速だけではない。「150キロを計測しても、打者はそれ以上に速く感じる。差し込まれるような感覚のあるストレートを目指しています」と球速以上の直球をイメージしている。

 22年に続くセンバツ優勝へ。世代No.1として他校から厳しいマークにあうことは間違いない。ただ本人は、「(マークされるのは)分かっていますし、そういうチームが相手でも抑えないと負けるので、強い気持ちで臨んで、勝てる投球をしないといけない」と覚悟を決めている。

 昨年夏は下関国際(山口)の前に敗れ、それ以来の甲子園のマウンドとなる。「(甲子園は)悔しさの印象が強いので、それを無くすためにも優勝しかない」。甲子園で作った借りを、甲子園で返す心づもりだ。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.20

【春季京都府大会】センバツ出場の京都国際が春連覇!あえてベンチ外だった2年生左腕が14奪三振公式戦初完投

2024.05.20

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在31地区が決定、宮城では古川学園、仙台南、岩手では盛岡大附、秋田では秋田商などがシードを獲得

2024.05.21

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在33地区が決定、岩手では花巻東、秋田では横手清陵などがシードを獲得〈5月20日〉

2024.05.20

【岩手】花巻東、水沢商、盛岡誠桜、高田が8強入りして夏シードを獲得<春季大会>

2024.05.20

【秋田】横手清陵と本荘が8強入り、夏のシード獲得<春季大会>

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.17

「野球部や高校部活動で、”民主主義”を実践するには?」――教育者・工藤勇一さん【『新しい高校野球のかたち』を考えるvol.5】

2024.05.16

【宮城】仙台一、東北、柴田、東陵がコールド発進<春季県大会>

2024.05.19

【東海】中京大中京がコールド勝ちで17年ぶり、菰野は激戦を制して23年ぶりの決勝進出<春季地区大会>

2024.05.18

【秋田】明桜がサヨナラ、鹿角は逆転勝ちで8強進出、夏のシードを獲得<春季大会>

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?