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今年の巨人育成枠で支配下に最も近い徳島インディゴソックス・戸田懐生(東海大菅生-KTCあおぞら)が仮契約!

2020.11.28

今年の巨人育成枠で支配下に最も近い徳島インディゴソックス・戸田懐生(東海大菅生-KTCあおぞら)が仮契約! | 高校野球ドットコム
笑顔でカメラに視線を送る戸田懐生(中央)と榑松スカウト部次長(左)、野間口スカウト(右)*写真提供=徳島インディゴソックス

 今年のドラフトで巨人から育成枠7位指名を受けた徳島インディゴソックス・戸田懐生東海大菅生-KTCおおぞら高等学校)が仮契約を結んだ。

 戸田は今年の巨人育成枠で指名を受けた投手の中でも最も実力が高い選手ではないだろうか。やや二段モーションで、さらに左足を高々と掲げ、真っ向から振り下ろす投球フォームの美しさは天下一品。
独立、社会人投手でもこれほど実戦力が高いフォームをしている投手もそれほどいない。さらに常時145キロ前後(最速150キロ)の速球、スライダー・カットボール・スプリットの精度も高く、マウンド度胸も満点。クイック、牽制など投球以外の技術も高い。

 今年は18試合に登板し9勝5敗・116回3分の1を投げ139奪三振・防御率1.24で四国アイランドリーグplus最多勝・最多奪三振・ベストナイン投手部門の「投手3冠」を達成しリーグ年間MVPも獲得。

 本来であれば、育成枠にいるような投手ではない。最も支配下登録選手に近い投手ではないだろうか。巨人は150キロ超えの投手は多くなっているが、戸田はマウンド度胸と投球技術が優れているので、故障さえなければ台頭する可能性も早いだろう。

 這い上がって、来季、一軍のマウンドに挙がる姿を心待ちにしたい。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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