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エース・大場 遼太郎ら8名が社会人の道へ 西東京V3を達成した2013年の日大三戦士のその後

2020.06.17

エース・大場 遼太郎ら8名が社会人の道へ 西東京V3を達成した2013年の日大三戦士のその後 | 高校野球ドットコム
高校時代の釘宮 光希、大場 遼太郎

 夏の甲子園、今春開催予定だった選抜大会の代替大会が続々と決定するなど、ようやく高校野球界にとって明るい話題が湧き上がっている。そこで、ここではこれまで甲子園を盛り上げたチームと選手を振り返り、彼らのその後を追っていく。

  今回は2013年夏、西東京大会3連覇を達成し甲子園出場を果たした日大三ナインのその後を紹介する。

投手 大場 遼太郎 3年(筑波大-JX-ENEOS)
投手 荻野 祐真 3年(日本体育大-スクールパートナー)
投手 釘宮 光希 2年(立正大-日本通運)
投手 三輪 昂平 2年(明治大)

捕手 湯本 祐基 3年(桜美林大)
捕手 鈴木 太規 3年(日大国際関係部)

内野手 河津 和也 3年(立正大-Honda鈴鹿)
内野手 太田 和輝 3年(日本大-Honda)
内野手 佐々木 優 3年(立命館大-ミキハウス)
内野手 船山 貴大 2年(日本体育大-日本生命)

外野手 森 龍馬 3年(法政大-明治安田生命)
外野手 石田 鴻太 3年(専修大)
外野手 渡部 京祐 3年(桜美林大)
外野手 戸所 秀輔 3年(立正大)

 3年夏の西東京大会決勝・日野戦では2安打無四球完封で東京大会2連覇に大きく貢献したエース・大場 遼太郎は、筑波大に進学。在学中通算66試合に登板し、19勝16敗、防御率.2.60の成績を残した。大学卒業後はJX-ENEOSに入社し、2018年の都市対抗には東芝の補強選手として、2019年の都市対抗には三菱日立パワーシステムズの補強選手として出場するなど、二大大会には通算3試合出場している。

 当時2年生で背番号11の釘宮 光希は立正大に進学。通算39試合に登板し、3年春にはリーグ1位となる防御率.095を記録。大学卒業後は日本通運に進み、1年目の昨シーズンは日本選手権2試合で先発し1勝、防御率1.23と活躍した。

 主将の森 龍馬はU18日本代表も経験。進学した法政大でも主将を務め、卒業後は明治安田生命に進む。

 4番を務めた佐々木 優は立命館大を経て、現在はミキハウスでプレーし、1番の河津 和也は進学した立正大では主将を務め、大学卒業後はHonda鈴鹿に入社した。

 5番の太田 和輝は日本大に進学し、通算8本塁打を放った。3年秋には10打点を記録し、チームの25季ぶりの優勝に大きく貢献。卒業後はHondaでプレーする。ちなみに弟・太田賢吾(川越工業出身)は現在東京ヤクルトでプレーしている。

 8名の選手が社会人でも硬式野球を継続している2013年の日大三戦士たち。これからも第一線での活躍を願っている。

※記事の掲載者、掲載者の現所属、記録の事実につきましては報道各社発表の新聞記事、各野球連盟が発表する大会記録、各チームの所属調査、関係者取材により確認ができたものより掲載をしております。そのため、この情報が全ての情報ではなく、情報の一部となりますことご了承ください。

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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