試合レポート

鹿児島中央vs加世田

2017.09.27

死闘、3時間22分、決着つかず!

 鹿児島中央は初回、一死満塁とチャンスを作り、5番・末永壮汰(1年)の犠牲フライ、エラーで2点を幸先良く先取した。

 両者互いにチャンスを作りながらも得点が奪えず、鹿児島中央2点リードで終盤を迎える。

 8回裏、加世田は一死一三塁とチャンスを作ったが、4番・石田龍二(2年)はライトフライ。チャンスはついえたかと思われたが、落球でようやく得点を挙げた。

 5番・飯伏英志(2年)がレフト前ヒットでつなぎ、6番・菊永晟行(2年)がレフト線二塁打を放って、終盤でようやく試合を振り出しに戻し、粘りの投球を続けた飯伏をようやく打線が援護した。

 2対2のまま延長戦に突入。雨が降り出し、互いにチャンスは作るが、なかなかものにできない。
 加世田は14回裏、二死二塁で3番・下野雄矢(2年)のセンター前ヒットで二走・北一輝(2年)がホームを狙うも、好返球でタッチアウトだった。
 15回表、鹿児島中央は一死満塁と最後の勝ち越しのチャンスを作ったが、併殺で生かせず。

 その裏、加世田は二死三塁の場面で代打を送ったが、ライトフライに倒れた。
 
3時間22分の死闘でお互い譲らず、28日に再試合となった。

(文=政 純一郎

鹿児島中央vs加世田 | 高校野球ドットコム
注目記事
2017年秋季大会 特設ページ

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.06.15

西東京大会は激戦ブロックが続出!昨夏甲子園出場の日大三は国士舘と同ブロック!【2024年夏の甲子園】

2024.06.15

東東京の横綱に上り詰めた帝京、関東一の軌跡~前田三夫と小倉全由、2人の名将~【東西東京大会50周年物語③】

2024.06.15

【福島】日大東北がサヨナラ勝ち、帝京安積はコールド勝ちで4強入り<春季支部選手権大会>

2024.06.15

今年の東京は「スラッガー大豊作世代」! 超進学校に現れた「プロ入り明言」の二刀流、木製で本塁打量産の早実のスラッガーなどが夏を盛り上げる【注目選手リスト】

2024.06.15

“超不人気”だった東京の高校野球を「3つの出来事」が変えた! 東京ローカルチーム・桜美林の全国制覇、都立高の甲子園出場、そして……【東西東京大会50周年物語②】

2024.06.14

【福岡】九州国際大付は小倉商、東海大福岡は小倉南、春日は大川樟風、福岡大大濠は輝翔館と対戦【2024夏の甲子園】

2024.06.11

センバツ出場・東北のレギュラー左翼手がプロボクサー挑戦へ! エースはENEOS、主力は國學院大、国士舘大などへ進学【卒業生進路】

2024.06.14

15日に夏の甲子園抽選会!超激戦区・愛知が誇る逸材を一挙紹介!素材の宝庫・愛工大名電、中京大中京の149キロ右腕…そしてモイセエフはどこまで成長したのか?今年も全国クラスの逸材が点在!【注目選手リスト】

2024.06.11

【北海道】十勝支部は12日に抽選会!帯広大谷、白樺学園の初戦の相手に注目<夏の甲子園予選組み合わせ>

2024.06.11

【北海道】旭川支部の抽選会は12日!旭川実、旭川志峯など強豪の初戦の相手に注目<夏の甲子園予選組み合わせ>

2024.05.21

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.05.21

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在33地区が決定、岩手では花巻東、秋田では横手清陵などがシードを獲得〈5月20日〉

2024.05.19

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在30地区が決定、青森では青森山田、八戸学院光星がシード獲得

2024.05.31

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在34地区が決定、佐賀では佐賀北、唐津商、有田工、龍谷がシードに

2024.05.20

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在31地区が決定、宮城では古川学園、仙台南、岩手では盛岡大附、秋田では秋田商などがシードを獲得