みんなすごい投手ばかり…センバツ優勝投手の合宿テーマは「勉強」
左から真鍋慧、林謙吾、前田悠伍
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・世代No.1右腕、世代No.1左腕、152キロ左腕などU-18代表候補の投手陣の顔ぶれは歴代トップクラス
・U18代表候補は世代No.1捕手を筆頭に総合力の高い捕手が揃う
・U18代表候補の内野手は世代屈指のスラッガーや、堅守の遊撃手などが選出
・U18代表候補に選ばれた外野手は全員バットコントロールが抜群!
野球のU-18代表候補強化合宿が4日、奈良県内で行われた。
今センバツの優勝投手となり、今回の合宿に参加している林 謙吾投手(山梨学院)は周りのレベルの高さに驚いていた。
「みんなすごいですね…。今回の優勝もチームとして優勝させてもらったものなので。自分は140キロをコンスタントに投げられませんし、周りは140キロをどんどん投げる投手ばかり。今回の合宿はすべてが勉強だと思っています」
この日、林は投球練習をしなかったが、間近で投手陣の投球を見られることに加え、練習や宿舎などで一緒に行動できることは他にはない経験だと捉えている。
「みんなすごいですが、今日の投球練習で驚かされた右投手は、高橋(仙台育英)、升田(光)ですね。腕の振りが強くて、球も強い。僕は真似はうまくないのですが、みんなにどういう感覚で投げているのか聞いてみたいと思っています」
練習後、前田 悠伍投手(大阪桐蔭)、真鍋 慧内野手(広島広陵)とともに肩を組みながら撮影していた時は恐縮していたが、すっかり時の人になった林。今回の経験がさらに投手として大きくなるきっかけになるかもしれない。
(記事=河嶋 宗一)