努力してトップレベルの選手となった橋本拳汰(健大高崎)など桑員ボーイズ出身の3人の逸材たち
左から、中嶌優、橋本拳汰、田所宗大
三重県いなべ市で活動し、強豪チームとして注目されるのが桑員(そういん)ボーイズだ。現在の3年生も強豪校でプレーしている選手が多くいる。その中で3名の活躍が光る。
投手 橋本拳汰(健大高崎)
内野手 中嶌優(中京大中京)
外野手 田所宗大(いなべ総合)
橋本は最速146キロを誇る大型右腕。中学時代はNOMOジャパンに入っていたとはいえ、120キロ台。同世代で130キロ以上投げる投手を見て、引け目を感じていたようだが、この3年間で20キロ以上もスピードアップ。プロ志望届を提出した。中嶌は2年夏までベンチ入りできなかったが、努力でレギュラーを勝ち取り、攻守でセンス抜群の動きを見せる二塁手へ成長。神宮大会準決勝でサヨナラ安打を放つなど玄人受けする選手となった。
田所は中学時代までは外野手だったが、高校では捕手へ転向して、高校通算30本以上を放つ県内屈指の捕手へ成長した。
この3人、努力してレベルアップした選手である。そういう先輩たちがいることは現在の桑員ボーイズの選手たちにとっても励みになるだろう。
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