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加藤学園、秋田中央など。早期敗退となった実力校たち

2020.07.14

加藤学園、秋田中央など。早期敗退となった実力校たち | 高校野球ドットコム
秋田中央と加藤学園

 7月に入り全国各地で独自大会の火蓋が切って落とされている。3年間の集大成の舞台として、全国の高校球児たちが全力で戦っている。その中で各地の強豪、注目校が早期敗退となっている地区がある。

 秋田県では昨夏の甲子園に出場した秋田中央が13日に秋田西と対戦。8対10と逆転負けを喫した。

 45年ぶり5度目の甲子園に出場したが、立命館宇治に0対1で敗れると、新チームは2回戦で能代松陽と対戦し3対4で敗戦していた。

 そして夏の大会は初戦の男鹿工に12対2で勝利。13日の秋田西戦では勢いそのままに、2回までに7点を奪う猛攻。試合の主導権を握ったかのように思われたが、3回以降に失点が続き、8回に一挙4失点。これで逆転を許し、最終回に1点を追加するも、8対10で秋田中央の夏は終わった。

 また静岡県の加藤学園も12日に1回戦で飛龍の前に敗れ去った。
昨秋、静岡県大会で準優勝をおさめ、東海地区大会ベスト4。8月の甲子園交流試合にも出場する加藤学園

 11日の試合は雨天によるノーゲーム。この時は2点リードをしていたが、12日の再試合では初回に失点する苦しい展開。6回に勝ち越しに成功したが、後攻の飛龍に逆転を許し2対3。注目右腕・肥沼竣が3失点と踏ん張り切れず敗戦となった。

 さらに、2014年の夏の甲子園で準優勝に輝いた三重も11日に桑名西の前に負けている。
昨秋は3位決定戦で松阪商に勝って東海地区大会へ勝ち進んでいた三重愛工大名電戦で好投した山下柊悟らを中心として3投手による継投で1回戦の桑名西と戦った。

 だが4回と7回にそれぞれ失点。2点を追いかけたが、ホームが遠かった三重は0対2で姿を消している。

 長崎の清峰は13日の1回戦で五島で対戦。7回まで0対0の緊迫の投手戦を演じていたが、8回に先取点を与えてしまい、そのまま0対1と接戦の末に敗れた。

 18日からは東京都をはじめ多くの地区で独自大会が開幕する。ここからさらに過熱する高校野球から目が離せない。

(記事=田中 裕毅

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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