最終回!今年の甲子園、ベストシーンは?バトルスタディーズと共に振り返る!
『バトルスタディーズ×グラゼニ女子芹玲那の夏の甲子園レポート』
最終回:今年の甲子園、ベストシーンは?バトルスタディーズと共に振り返る!」
今年の甲子園、ベストシーンは?
皆さん、こんにちは!芹 玲那です。
作新学院の54年ぶりの優勝で幕を閉じた第98回全国高等学校野球選手権大会。
この連載もとうとうも最終回です!
今大会も数々のドラマが生まれましたね。
作新学院が優勝を決め、校歌を斉唱している時。
アルプススタンドの野球部員や応援団の方々の多くも涙ながらに歌っている姿をみて、全員で闘ってきたんだなと、思わず私も涙してしまいました。
そして、創部116年目にして初の決勝の舞台に駒を進めた北海。
敗れはしましたが、本当に見事な闘いっぷりでした!
北海大西健斗選手が笑顔で仲間に声をかけていたのが印象的でしたね。
試合後、笑顔の選手、涙している選手…様々ですが、全力プレーをしたからこその姿は本当に勇気付けられます。
球児の皆さん、応援団の皆さん、本当にお疲れ様でした!
好投手が多いと注目されていた今大会。
BIG3と呼ばれる寺島 成輝選手(履正社)、藤平 尚真選手(横浜)、高橋 昂也選手(花咲徳栄)の投球も勿論光りましたが、この甲子園で脚光を浴びた選手も多く出てきましたね。
甲子園という舞台で自己最速を更新し、最後まで成長を続けた今井 達也選手(作新学院)。
座ったままの送球で観衆を驚かせた渡邉 雄太選手(いなべ総合)。
3試合連続ホームランの入江 大生選手(作新学院)。
見事U-18日本代表にも選ばれました!
そして、決勝に駒を進めた作新学院と北海は、試合を重ねるごとにチームとして成長を見せてくれました!
仲間のために奮起する姿、悔しさを成長のバネにした姿、本当に素晴らしかったです。
さて、今回は連載最終回ということで。
大会を振り返り、バトルスタディーズ的ベストシーンをランキング形式にまとめてみました!
皆さんの中の今大会ベストシーンは入っていますでしょうか…?
■第3位「ベストバッテリー!お互いの存在に感謝する寺島・井町バッテリー(履正社)」
バトルスタディーズ第2巻第10話より
いつも元気いっぱいに声を出す井町選手。
笑顔で寺島選手に声をかけにいく姿を何度も目にしました。
寺島選手も「井町がいなかったら今の自分はいなかった」と感謝を口にしています。
環境は違いますが、檜・狩野バッテリーと同じく、中学時代に選抜チームでバッテリーを組んで仲良くなり、井町選手から履正社に誘ったそうです!
お互いのことを理解、信頼しているバッテリーは本当に魅力的です!
■第2位「見事な送球!超高校級の強肩・九鬼 隆平選手(秀岳館)」
バトルスタディーズ第2巻第18話より
常葉菊川戦(試合レポート)での初回、2番・鈴木 蓮夢選手の盗塁を見事に阻止!
最初にあのプレーを見せたことによって、対戦チームに与えた影響は大きかったのではないでしょうか。
お父さんの義典さんもあの池田高校で春夏4度の甲子園出場。ポジションは捕手。
捕手の基本を厳しく教わったそうです。
そして、鍛治舎監督の元、練習を続けてきた九鬼選手。狩野と同じくかなり練習を積み重ねてきたのでしょう…努力の大切さを感じさせてくれました!
■第1位「決勝戦、この1球で流れが変わった!今井選手の152キロストレート」
バトルスタディーズ第3巻第23話より
3回裏。4番・佐藤 大雅選手を見逃し三振にした外いっぱいの自己最速タイ152キロのストレート!
観衆のどよめきもすごかったですね!
初めて先制点を許した作新学院。
あの1球で試合の流れも変わったのではないでしょうか。
連戦で疲労もある中、力のある投球が仲間も奮起させ、攻撃のリズムも作ったのかなと感じました。
今大会計616球の力投、素晴らしかったです!
以上、バトルスタディーズ的BEST3でした!
いかがでしたか?
今回、大好きな甲子園をこうして高校野球ドットコムさんでレポートさせて頂けて、本当に嬉しかったです。
こうして読んで下さった皆様にも、心から感謝申し上げます。
バトルスタディーズとコラボさせてほしいとお願いしたのは、勿論大好きな高校野球漫画というのもありますが、理由がもうひとつあります。
それは、今年の夏をもって休部となったPL学園。なきぼくろ先生が母校の復活を願って描くこの作品を一人でも多くの方に知って頂きたいと思ったからです。
高校野球の歴史を語る上でなくてはならないPL学園。私も復活を願う1人です。
この連載で紹介しきれなかった良いシーンが他にも沢山あるのです!
少しでも気になった方、是非読んでみて頂けたら嬉しいです。
あ、グラゼニも忘れちゃだめですよ!(笑)
グラゼニは、主人公・凡田夏之介の高校時代【ナッツ編】はまた違う角度から高校野球が描かれていますし、プロ野球の厳しさがシビアに描かれています。
だからこその面白さがありますし、プロ野球の世界とは何か、勉強になります。
是非読んでみて下さい!
それでは…
最後までお付き合い下さり、本当にありがとうございました!
夏は終わってしまいましたが、U-18や秋季大会、国体に明治神宮大会とまだまだ高校野球から目が離せません。
これからも高校球児と、球児を支える方々を応援していきたいと思っておりますので、どうぞ宜しくお願いします!
バトルスタディーズ×グラゼニ女子芹 玲那の夏の甲子園レポート 全7回【終】
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@BATTLESTUDIES01
★プロフィール★
芹 玲那(せり れいな)
週刊モーニングで連載中の野球漫画「グラゼニ」公認PRガール「グラゼニ女子」メンバー。
女優、育成型アイドル9-Bitsとしても活動中。
特技は選手権大会歴代優勝校の暗記。
主に東京都大会と甲子園中心に観戦。[stadium]神宮第二[/stadium]、[stadium]神宮球場[/stadium]、[stadium]甲子園球場[/stadium]への出没率が高いです。
見かけた際は是非声をかけて頂けたら嬉しいです!
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