松本宗二郎（國學院久我山）・重川創思（二松学舎）

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　春季高校野球東京都大会のベスト16が出揃い、夏のシード校が決まった。4回戦に進出できず、ノーシードになった学校には強豪もいる。

　東東京では、二松学舎大附がノーシードに回ることが一番のトピックだ。全国トップクラスの強力打線を誇るが、春は思うような実力を発揮できずに八王子に敗れた。投手力も高く、総合力は高い。ノーシードからでも十分、頂点を狙える実力があり、激しい競争を経て、夏ではどんな20人で臨むのか注目だ。

　145キロ右腕・中村 海斗投手擁する明大中野、初戦で敗れたものの、投手陣のポテンシャルが高い都立小山台、日大豊山など楽しみなチームが多い。

　西東京では、3回戦で逆転負けを喫した國學院久我山も投手陣が整備されてくれば、攻撃力は高いだけに怖い存在。他では佼成学園、国士舘、日大鶴ヶ丘が敗れている。

　今年の夏の抽選会ではあっと驚く組み合わせ、ブロックが予想されそうだ。