ボーイズリーグは全チームを活動禁止に。高校新1年生は入寮できない事態も

印刷する このエントリーをはてなブックマークに追加   
2020.04.12

広島ボーイズの選手たち(※写真は2019年5月撮影)

 4月7日に7都府県に緊急事態宣言が出され、影響はアマチュア野球にも全国的に広がっている。
 中学野球では、日本少年野球連盟(ボーイズリーグ)が4月13日~5月6日までの活動の一切を禁止することを発表。これまでは各地区の連盟ごとの判断であったが、連盟に所属するすべてのチームへ活動禁止を通達した。

 これを受けて中学野球の指導者たちの間では、より選手たちへのフォローを徹底していく声が上がっている。
 過去に5名のプロ野球選手を輩出した実績を持つ広島ボーイズでは、選手たちを勇気づける声かけを意識的に行っている。チームを率いる株本貞信監督は、選手たちに夏へ向けて希望を持って欲しいと思いを語った。

 「自分たちだけではなく、みんな同じ境遇にあると選手たちには言っています。諦めずに前向きになってほしいと思っています」

 また影響は卒部生にも及んでいる。チームを卒業し、この春からは高校野球の世界へ踏み込むはずだった高校新1年生の選手たちだが、入寮を予定していた選手たちは入寮日が延期となり、また入寮したものの帰省するケースも出てきている。

 昨年は、U-15日本代表選手を2名輩出した佐賀フィールドナインの若林暁生監督は、今年は卒部生が遠方の高校へ進学することを明かし、いまだに入寮が出来ていない状況に選手たちの気持ちを慮った。

 「今年は関東のチームにも選手が進む予定ですが、本来の入寮日よりもずれ込んでしまっているようです。選手たちは不安だと思いますが、関東は本当に大変な状況のようですし仕方ないのかなと思います」

 高校野球と同様に、選手たちが一日でも早くグランドでプレーでき、そして無事に夏を迎えることを願ってやまない。

(記事:栗崎 祐太朗)


関連記事
中学野球もコロナの影響が…。中学硬式・軟式の各大会中止・延期情報一覧リスト
活動中止の波が広がる中学野球 リトルシニアはTシャツの無償配布で「選手たちに勇気を」
東海大相模へ進学 県央宮崎ボーイズ・庄田聡史は「大根を並べて」140キロを計測

【関連記事】
ボーイズリーグは15日から活動自粛を一部解除。10項目の遵守事項で感染拡大には引き続き警戒 【ニュース - 中学野球関連】
名門・東京城南ボーイズでは野球の問題集で「イメージトレーニング」 【ニュース - 中学野球関連】
第1017回 悔しい思い断ち切り 「みんなで」甲子園を獲る 木村優介(広島新庄) 【2019年インタビュー】
八幡南ボーイズvs広島ボーイズ【第28回日本少年野球ゼット旗争奪福岡大会】
第18回 「心気体技」で全国屈指の強豪に!「肉食系」の男たちを目指す京葉ボーイズの取り組みに迫る!【ネクスト球児~中学野球チーム訪問~】
第17回 ビジネスマンの顔を持つ監督が浸透させた「分析力」!東村山中央ボーイズの取り組みに迫る【ネクスト球児~中学野球チーム訪問~】

コメントを投稿する

前の記事:
第101回愛知大会組み合わせ決定!厳選逸材リスト15名!
最新ニューストップに戻る サイトトップに戻る