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- 2011年夏の大会 第93回長崎大会
- 西陵vs波佐見
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西陵 | 2 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 5 | ||||||
波佐見 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
波佐見:松田-神崎
西陵:笹田、釣船-内野
三塁打:釜元(西)
二塁打:釜元、浅房(西)

釜元豪(西陵)
慌しく記者席で準備しているとすでに西陵のノックが終わろうとしていた。筋肉質でアスリート系、そんな立ち姿からもわかったが、センターからのバックホームが、うなるようにミットにおさまった。これをみて確信した。「釜元だな」と。
両校ともに全校応援という、溢れんばかりの観客がスタンドを埋め尽くしている。しかも、平日に行われている地方大会の2回戦だというのに、まるで決勝戦かのような異様な雰囲気が、佐世保野球場を覆い尽くしていた。
さらに波佐見の松田、西陵の釜元というドラフト候補が、ともに登場するということで、当然の如くバックネット裏には、大勢のスカウトが陣取っていた。
初回、1死二塁での場面。いきなりだった。
左打席に立った釜元は、松田の投じた初球、渾身のストレートを振り抜くと猛打球がライトの頭を越えていく。独特の雰囲気の中、戦闘モードのスイッチが入っていることをアピールするかのような先制のツーベース。しかも、名の如く豪快に。筆者は、そんないきなりの出来事に思わず足がガクガクなるような身震いを覚えた。
さらに釜元に続けとばかりに4番・浅房真人が右中間へ、連続タイムリーツーベースだ。
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