第149回 千葉ロッテマリーンズ 福浦 和也 選手2013年05月09日

印刷する このエントリーをはてなブックマークに追加   

 今年、千葉ロッテに入団して20年目を迎える福浦和也選手。高校は、千葉県の市立習志野高校で活躍。94年に千葉ロッテに入団し、その後、ゴールデングラブ賞(内野手)を三度受賞。2010年には指名打者部門でベストナインも獲得している。今年2000本安打達成を目指す福浦選手に、今回はバッティングにフォーカスして、お話しを伺いました。

【目次】
[1]毎打席フォームを変えて、バッティングを進化させる
[2]ボールの内側の打つ意識を持とう!
[3]勝負強さは全ては準備からやってくる

毎打席フォームを変えて、バッティングを進化させる

――プロ野球界で長く活躍されている福浦選手ですが、福浦選手が考える打撃理論についてお伺いしたいと思います。まずは、バッティングにおいて最も難しいと感じるものは何ですか?

福浦和也選手(以下「福浦」) タイミングの取り方というのは、一番難しいところだと思っています。僕の場合は、投手の足が降りる時に、自分の足も上げて合わせていきます。ただ、今の投手は、投球間隔が短い投手が多い。時間が短いと、非常にタイミングが取りづらいので、クイックの対処法も考えていきたいと思います。

千葉ロッテマリーンズ 福浦和也 選手

――タイミングの取り方で工夫されていることはありますか?

福浦 まずは、相手投手を見ることです。投手が投げているところを観察しながらタイミングを合わせたり、プロ野球においては映像がありますから、そこでタイミングをあわせたりして、自分のタイミングの取り方を見つけています。

――では、福浦選手が『構え』においてポイントにしているところは何でしょうか?

福浦 僕の場合、左膝を内に入れたりします。左膝が前に出ないようにするためですね。また、足に力が入りやすいようにして、なるべく構えた時に肩が入らないようにしたり。
 トップの位置については自然に決まっている感じですね。振り遅れないところにトップが入れば、大丈夫だと思っています。ただ、トップを意識しすぎると上半身に力が入りすぎるので、なるべく意識をしないで、下を上手く使うことを意識していますね。

――打撃フォームにおいては、プロ入りしてからどのように変化しているのでしょうか?

福浦 “毎年”というサイクルではなく、毎打席で変えています。というのも、投手によって変わっていきますね。逆に、一年間同じフォームで打席に立てている人は素直にすごいなと思っています。

――毎打席で、フォームを変えるということは、一打席一打席、振り返られているからこそ出来ることですよね。

福浦 そうですね。ボールの軌道や、フォームの開きが速くなったか?など、ひとつひとつの変化を振り返るようにしています。次は、ここをこうしてみようかなと 自分で見つけて、次の打席はこうしようと毎打席考えていきます。あとは、実際のバッティング映像もあるので、それを見て振り返っていきますね。

このページのトップへ

【次のページ】 ボールの内側の打つ意識を持とう!

この記事についてTwitterでつぶやく この記事についてFacebbokに投稿する

プロフィール

福浦和也
福浦和也 (ふくうら・かずや)
  • 千葉ロッテマリーンズ
  • ポジション:内野手
  • 生年月日:1975年12月14日
  • 出身地:千葉県
  • 経歴:習志野高 - 千葉ロッテマリーンズ (1994~)
  • 身長体重:183cm・88kg
  • タイプ:左投左打
  • 1993年ドラフト7巡目で千葉ロッテマリーンズに指名され入団。
  • 表彰:首位打者(2001年)
    ゴールデングラブ賞(内野手部門):3回(2003年、2005年、2007年)
    ベストナイン(指名打者部門):1回(2010年)
  • 上記データは掲載時のものとなります。
【関連記事】
第559回 習志野(千葉)「現状把握」からの再スタート!【後編】【野球部訪問】
第553回 習志野(千葉)苦戦を乗り越え、掴んだ全国への切符【前編】【野球部訪問】
第835回 石川、野村に注目!第91回選抜逸材ガイドブック!【東日本野手編】【大会展望・総括コラム】
第838回 奥川、及川の両剛腕に注目!第91回選抜逸材ガイドブック!【東日本投手編】【大会展望・総括コラム】
第883回 習志野の元気印・根本翔吾!全力プレーで勝利と幸運を呼び込む! 【2019年インタビュー】
第856回 自分が走りやすいメンタル、感覚、アイテムを大事に 荻野貴司(千葉ロッテ)の走塁術【後編】 【2018年インタビュー】
第869回 叩き上げの習志野っ子・飯塚脩人(習志野)!習志野のエースに相応しい実力を身に付ける! 【2019年インタビュー】
第855回 ガムシャラさから脱力を追求 荻野貴司(千葉ロッテ)の走塁術【前編】 【2018年インタビュー】
第193回 ミレニアム世代はそれぞれの道へ!注目選手たちの進路一覧!【ドラフト特集】
第851回 今度は自分が憧れの存在に 意識改革でプロの道を切り開いた古谷拓郎(習志野)【後編】 【2018年インタビュー】
習志野 【高校別データ】
インタビュートップに戻る サイトトップに戻る

インタビュー