第1051回 名門の総合力高き右腕・安藤岳(武蔵府中シニア) 悩みぬいた期間を大きな糧に2019年09月05日

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【目次】
[1]山村崇嘉の姿から多くのことを学ぶ
[2]直球も変化球もレベルが高く、試合を作れるピッチャーに


 2010年からの9年間で10名のプロ野球選手が誕生した武蔵府中シニア。全国選抜野球大会、日本選手権、ジャイアンツカップの3つの全国大会すべてで優勝を飾るなど、名門として名を馳せている。

 そんな武蔵府中シニアで、4番でありWエースの一角を担っていたのが安藤岳だ。直球は130キロ台後半を記録し、変化球のコマンド能力の高さも見せるなど総合力の高い投球が持ち味だ。今回はそんな安藤に、武蔵府中シニアでの中学野球生活を振り返っていただいた。

山村崇嘉の姿から多くのことを学ぶ



安藤岳(武蔵府中シニア)

 小学校時代はジャイアンツジュニアに所属していた安藤。当時のチームには、後にチームメイトとなる今野翔斗や東京城南ボーイズの今井海翔、ジャイアンツカップの決勝で本塁打を放った世田谷西シニアの富塚隼介など、レベルの高い選手が揃っていた。

 セレクションを受けた際にも自信はなく、いざジャイアンツジュニアの一員に選ばれても安藤は不安が大きかったことを振り返る。

 「セレクションを受けたときは、周りはみんなでかくて驚きました。正直、自身は無かったですね。
 キャッチャーのみんなが毎回イニングごとに声かけてくれたり、大きく股を構えてくれたお陰で徐々に自信がついていきました」

 そんな安藤が中学野球の舞台として選んだのが、リトルシニアの強豪・武蔵府中シニアであった。自宅から近く実績もあるチームだったため、元々興味を持っていたことを明かす安藤だが、入団の決め手になったのは、小泉隆幸監督からの一言であった。
 「体験練習の際に、小泉監督から『日本一を経験してみないか』と言われ、その言葉で決めました」



ピッチングを行う安藤岳(武蔵府中シニア)

 こうして武蔵府中シニアへの入団を決めた安藤だったが、いざチームに合流すると非常に刺激的な毎日が待っていた。
 当時のチームには、中学野球界のスーパースターであった山村 崇嘉(現東海大相模)が在籍しており、投手としても打者として安藤にとって学ぶべき点が非常に多かった。

 「応援席から見ても、打っても投げても本当にすごかったです。コースに関係なく、タイミングが合えば全部ホームランになりますし、難しいボールでも合わせてヒットにしたりします。自分も、2年後はこうなりたいなと思いました」

レベルの高い環境に身を置いたことで、武蔵府中シニア入団後も安藤は順調に成長。
 山村ら3年生が卒業した後には、2年生ながら投手陣の一角を担うまでになり、また打者としても非凡なセンスを見せる。8月にはリトルシニア日本選手権に出場し、ベスト4進出に大きく貢献した。

【次のページ】 直球も変化球もレベルが高く、試合を作れるピッチャーに

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プロフィール

安藤岳(武蔵府中シニア)
安藤 岳(あんどう・がく)
  • ポジション:投手
  • タイプ:右投右打
  • 身長・体重:180cm・76kg
  • いずみスワローズ-読売ジャイアンツジュニア-武蔵府中シニア
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