第933回 元気印の140キロ左腕は、まだ発展途上!西岡 海斗(秋田修英)2019年04月03日

印刷する このエントリーをはてなブックマークに追加   

【西岡 海斗(秋田修英)のギャラリーもチェック!】

【目次】
[1]秋の敗戦をバネに負けない投手へ!
[2]自信があるボールはストレート!

 秋季秋田県大会を制した秋田修英。その優勝を牽引したのは間違いなく西岡 海斗(にしおか・かいと)だろう。秋田経法大附(現明桜)を8度甲子園に導いた名将・鈴木寿宝(すずき・ひとし)監督も「ストレートも変化球も良いボールは持っていると思います」と全幅の信頼を寄せる。そんな西岡のキャラクターはとにかく明るい、笑いが起きれば、たいてい真ん中にいるのは西岡だ。チームの元気印西岡の投球とそのポテンシャルに迫る。

秋の敗戦をバネに負けない投手へ!



チームの元気印・西岡海斗(秋田修英)

 秋田修英は、秋季大会で秋田の頂点に駆け上がるも、東北大会の3回戦で古川に悔しい敗戦をしている。この試合完投した西岡もまた敗戦の原因を考え、冬への成長の糧にしていた。

 「負けた試合は、バッターを観察出来なかった。バッターが変化球待ちの時に、自分の持ち味であるまっすぐを投げず、コツコツ当てられてしまった。その結果、内野を抜かれてということだったんで。やっぱりバッターを見て何を待っているかを考えていかないといけないなというのは感じました」

 これが、西岡が自分に出した課題である。これに対して、西岡は2つのアプローチを考えている。

 1つ目が、変化球の質の向上である。
「変化球は狙われて打たれるというような変化球ではだめなので、狙われても空振りを取れたり、打ち損じを狙えるような変化球を突き詰めれるような練習をしてきました」

 自身の課題と向き合って、冬場を過ごしていることが伺える。

 また、フィジカル面からのアプローチ以外にも、メンタル強化も取り組んでいる。

 「周りを見る、学校生活でもなんでもなんですけど、周りを見ることを意識しています」
「自分は率先してトイレ掃除をしっかりやると決めているので、それは2年生が始まったときから貫いています」

 西岡が気を付けているのは、野球生活以外の、学校生活での在り方である。学校生活から周りに気がつけるように出来るか、そしてトイレ掃除など人が嫌がることを率先することできるかを意識している。人が嫌なことから逃げない強さは、マウンド上でピンチの場面での平常心に繋がるだろう。またその事を継続することで、自身と向き合い、自分の内面を知る事ができる。西岡は、このように野球以外での学校生活から「自己研鑽」を怠っていない。

 このように、明るさの中にも前向きに色々なことにチャレンジできるのは、西岡の目標がはっきりしているからだろう。

 「夏だったら、甲子園が一つの目標で、春は、秋、東北大会初めて出てるんですけど、秋は悔しい結果で終わったんで、春も出て、優勝して夏に弾みを付けれるような、良いスタートをきれるように、自分のピッチングというよりチームが勝つためにどうしたら良いかということを考えています」

 西岡は、夏の甲子園出場、そして春は再度東北大会出場を果たし、秋の悔しさを晴らすつもりだ。

【次のページ】 自信があるボールはストレート!

この記事についてTwitterでつぶやく この記事についてFacebbokに投稿する

プロフィール

西岡 海斗(秋田修英)
西岡 海斗(にしおか・かいと)
  • 秋田修英
  • ポジション:投手
  • タイプ:左投げ左打ち
  • 身長・体重:172センチ・75キロ
【関連記事】
第925回 明桜、横手らシード校は初戦から難敵と対戦!過去5年のデータを網羅!【大会展望・総括コラム】
第607回 「常に全力を尽くせるか」甲子園出場のための成長曲線 秋田修英(秋田)【野球部訪問】
第53回 自主的に考え、全力で取り組める選手がいるチームは強い!鈴木寿宝(秋田修英) vol.2【名将たちの言葉】
第52回 『選手を第一に考える』指導の根底にある考え方 鈴木寿宝(秋田修英) vol.1【名将たちの言葉】
第933回 右方向に強い当たりを放てる!秋田修英の主砲が描く成長曲線!工藤 音弥(秋田修英) 【2019年インタビュー】
第202回 奥川、西はどのような投球を見せたのか?研修合宿に参加した投手14名を徹底考察!【西日本編】【ドラフト特集コラム】
西岡 海斗(秋田修英) 【選手名鑑】
秋田修英 【高校別データ】
インタビュートップに戻る サイトトップに戻る

インタビュー