第872回 進化を止めない注目左腕・宮城 大弥(興南)【前編】~チームを引っ張る立場になり見えた、やるべきことをやれば勝てる~2019年01月13日

印刷する このエントリーをはてなブックマークに追加   

【目次】
[1]3年生が引退してから変わった「取り組む姿勢」
[2]甲子園の経験こそ力になる

 中学時代から、U-15日本代表メンバーとして日の丸を背負い活躍していた宮城 大弥(みやぎ ひろや)。名門・興南に入学すると、1年生春からベンチ入りを果たし、夏の大会では甲子園のマウンドに上っている。まさに同世代を引っ張っていく選手の1人である。そんな宮城が今さらなる飛躍を遂げようとしている。宮城の心の変化と成長の過程に迫る。

3年生が引退してから変わった「取り組む姿勢」



宮城 大弥投手

 「自分がいなくても先輩がいると考えたり、自分がエースでないと考えた時もありました。自分の代になってから、考え方の変化が出るようになりました」

 と宮城が話してくれた。では、どんな考え方に変わったのだろうか?

 「試合に負けて悔しいからやるんじゃなくて、勝つためにしっかりとやるべきことをやれば勝てると思うので、それを少しづつ自分の代になって考え始めました」

 宮城は、“日々の取り組む姿勢” が変わったのである。そんな、宮城の変化を我喜屋優(がきや・まさる)監督も感じ取っている。

 「1年までは、ちょっと『先輩がいるから』みたいなね。だけど『前を向いても後ろを向いても、頼りになるのは俺しかいない』という自覚は出てきていると思う。取り組む姿勢、真摯に取り組んでいる姿があるし、またチームを俺が引っ張っていくんだという自覚がある」

 宮城は今、自分で考え出している。自覚ができ「取り組む姿勢」が変われば、見える世界も変わってくる。宮城が言う「勝つためにやるべきこと」を自分で考えられ、気付けるようになると、洞察力もついてくる。

 その洞察力は、練習だけでなく試合での宮城の大きな武器になるに違いない。

 さて、宮城の現在地に戻ろう。「取り組む姿勢」の変化でどのような違いが出てきているのだろうか?宮城は言う。

 「結構、自信も着くようになって、プレーものびのび出来るようになりました。」

 我喜屋監督も、「それ(取り組む姿勢の変化)にともなって、球のキレとかも良くなってきている」と話してくれた。取り組む姿勢の変化は、着実に宮城の成長スピードを加速させている。

【次のページ】 甲子園の経験こそ力になる

この記事についてTwitterでつぶやく この記事についてFacebbokに投稿する

プロフィール

宮城大弥
宮城大弥(みやぎ ひろや)
  • ポジション:投手
  • 身長:171センチ78キロ
  • タイプ:左投左打
  • 興南
【関連記事】
第925回 「近藤の力が絶対必要です」最上級生を魅了した人間力 近藤大樹(西日本短大附)vol.2 【2019年インタビュー】
第847回 シード校も油断大敵!沖縄は春から熱戦の予感【大会展望・総括コラム】
第27回 大人の野球を体現した春夏連覇のメンバー 我喜屋優監督(興南)【名将たちの言葉】
第25回 興南野球部恒例「1分間スピーチ」に込められた思い 我喜屋優監督(興南)【名将たちの言葉】
第23回 ミスを事前に刈り取れる人間力 我喜屋優監督(興南)vol.5【名将たちの言葉】
第22回 実戦、人間力の作り方 我喜屋優監督(興南)vol.4【名将たちの言葉】
第887回 指揮官も全幅の信頼を寄せる進藤勇也(筑陽学園)の捕手力 【2019年インタビュー】
第885回 プレーに「粘り」を求め続ける新進気鋭の切り込み隊長・中村敢晴(筑陽学園) 【2019年インタビュー】
第884回 強打の二塁手へ!甲子園経験が豊富な韋駄天・根路銘 太希(興南)の現在地 【2019年インタビュー】
第867回 神宮で見せた大器の片鱗!西舘昂汰(筑陽学園)が狙うのは「甲子園で150キロ」 【2019年インタビュー】
宮城 大弥(興南) 【選手名鑑】
興南 【高校別データ】
インタビュートップに戻る サイトトップに戻る

インタビュー