第331回 バトルスタディーズ第3巻発売記念!上重 聡さん(日本テレビ)×なきぼくろ先生【PL学園OB対談 第3回】2015年11月05日

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【目次】
[1]プロ野球以外の選択肢を示す2人
[2]常に締め切りとの闘い!PL学園OBは、実は漫画家に向いていた
[3]MC、日本一のバント職人…それぞれの「役割」を果たした甲子園

常に締め切りとの闘い!PL学園OBは、実は漫画家に向いていた

上重聡アナウンサー(日本テレビ)

上重 PLで1年生の時って常に崖っぷち。言わば常に締切がある状態で(笑)。だって洗濯物を明日までに乾かさないといけないとか、ボールを磨かないといけないとか。そういう意味では、強いのは当然だって思いますね。

編集担当 そこでいかに時間をコントロールするのかってことも必要ですよね。

上重 そうですね。気持ちのコントロールもそうですし、セルフコントロールはPL学園の寮生活で学びましたね。どうやったら効率よくできて日々を過ごしていけるのか。そこがダメで辞めていくやつが多かったんですよ。野球がダメというよりかは、自分のコントロールができなくて辞めていくことが多い。

編集担当 女子見るの禁止だったらしいですけど、女子マネージャーがいてくれたらな、って思ったことはあります?

なきぼくろ 試合とか野球以外の時は、女の人のことばっかり考えてたんですけど(笑)、野球になると女子マネージャーは特に欲しいと思わなかったです。

上重 でも、女子マネージャーがいるチームには負けたくなかったです!普段良い思いしてるんだろう、って(笑)。
ただ、女子マネージャーがいたら、常にあと10秒くらい速く走れたんだろうな、とは思います。見られてるほうが頑張れるし。

なきぼくろ しんどい顔もしないでしょうしね!

上重 もっとスマートに出来たんじゃないかなぁと。

編集担当 上重さんも、いっぱいファンレターとかもらっていたと思うんですけど、やっぱり17回の延長戦の後が一番すごかったですか?

上重 ファンレターは途中でもらうと勘違いしてしまうので、3年の夏が終わってから一気に全部もらうんですよ。それで「上重、布団の上に置いといたから」って言われてみたらすごい量があって!それが優越感でした(笑)。

編集担当 へえ~3年分ですか!それはどうしたんですか?

上重 返信用のハガキとかが入っているものもあって、それを母親に「全部書きなさい」と。「応援ありがとうございましたって書きなさい」ってことで書きましたよ!(なきぼくろ先生は)ファンレター来た?甲子園出たんでしょ?

なきぼくろ そんなに来てないですね、へたくそだったんで(笑)。キャプテンは一番来るんで小窪(哲也・広島東洋カープ)とかはいっぱい来てました。

編集担当 上重さんの代は、一番誰がもらっていたんですか?

上重 もうダントツ私です(笑)。ピッチャーの特権なんですよね、テレビにも一番映りますしね(笑)。

編集担当 漫画の方でも、今後エースとして成長していくわけですが、そのあたりも描かないとね。

上重 そこもけっこう注目しているんです。ピッチャー出身の思っているエース像と、野手出身が考えるエース像っていうのは、ちょっと違うと思うので。今後どういったピッチャー像を描いていくのかなってことはすごい楽しみですね。

なきぼくろ 僕もその部分は色々話を聞いてみたいです!途中でキャッチャーから外野になったので、勉強していないことがいっぱいあるんです。…知りたいです…。

上重 おまえよくセリフ書けるな(笑)。
でもそうだよね、エース像プラス、「PLのエース像」もあるじゃないですか。「PLのエースたる者は常に、どの試合でも2点以内に抑える」。どれだけ調子が悪くても2点3点に抑えて試合を作る、安心してマウンドに送り込まれてるってことがPL学園のエースだと自分の中では思っているので、なきぼくろ君がどう思っているのかすごく興味ありますね。

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プロフィール

上重 聡
上重 聡(かみしげ・さとし)

プロフィール

なきぼくろ
なきぼくろ
  • 漫画家
  • PL学園野球部在席中は外野手として活躍。レギュラーとして甲子園にも出場した。卒業後は絵の道に進み、イラストレーターとして活躍。その後漫画家を目指し「モーニング」の新人賞「第34回 MANGA OPEN」に応募したところ、奨励賞とeBookJapan賞をW受賞!!昨年8月に『BATTLE STUDIES(バトル・スタディーズ)』を引っ提げてDモーニングでデビュー。作品は、好評となり、今年1月から連載化が決定。異色の経歴に圧倒的な画力を持つ驚異の新人として飛躍が期待されている。
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