2025年の第72回春季東北地区高校野球宮城県大会は24日、準決勝が予定されている。決勝に進んだチームは、6月10日に山形で開催される東北地区大会への出場権を得る。

 対戦カードは以下の通り。

 仙台育英石巻工

 東陵聖和学園

 石巻工が2011年秋以来の東北大会出場へ王手をかけている。昨年秋は準決勝で敗れ、3位決定戦でも敗れ、あと一歩で東北大会出場を逃した。2011年秋は宮城大会で準優勝。東北大会では初戦で敗れたが、翌年の12年センバツに21世紀枠出場を手にした。東日本大震災を乗り越えたナインの、甲子園でのはつらつとしたプレーは今でも語り継がれている。あの快進撃以来の東北大会出場となるのか。

 相手は県内では「王者」として君臨する仙台育英だが、石巻工には県大会で好調の1、2番コンビがいる。1番の遠藤 徹平内野手(3年)が2試合9打数4安打5打点。2番の遠藤 颯汰投手兼内野手(2年)は、なんと7打数5安打3打点。2人合わせると、16打数9安打8打点で、打率は.563。2試合での計17得点中、約半分の8点を、この2人がたたきだしていることになる。

 石巻工が誇る「遠藤コンビ」が仙台育英投手陣に襲い掛かる。

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中部地区

南部地区

東部地区

北部地区

【一覧】春季宮城大会ベスト8進出校(夏のシード権獲得)

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